山吹51 ページ11
その日は、リクオの覚醒が二番目となる時だった。
日常のよう桜の木の上から、鯉伴を見守りながらも物語が狂わないように見守っていた。
(鴆か…
あの時の鴆は、誰だったんだ?)
くだらない事を考えながら、リクオを待った。
すると、玄関から、青少年の叫ぶ声が聞こえた。
それに合わすように、無造作に姿勢を正した。
〜〜〜〜〜〜
リクオが、障子を開けて部屋に入っていった。
「若!お久しゅうございます!鴆でございます!」
無駄に大きい声が部屋から聞こえた。
それから、リクオの声の音量に合わせ、ぼそぼそと会話が聞こえた。
「おっとと…」
お茶を持った雪女、つららが来る。
(お茶、溢すんだよな…
可愛そうに…)
そう思ったと同時に鴆の怒鳴り声が鳴り響く。
(あーあ、あーあー)
そのあと、鴆が部屋から出て、かえっていった。
(ま、鴆は死なないから大丈夫か。)
そう思っても、何故か体が動いた。
(仕方ないよ!うんっ)←
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ゆらき(プロフ) - 李翔さん» ありがとうございます!私も、これを書きたくてうずうずしてました 笑 更新、頑張ります! (2016年2月7日 10時) (レス) id: 97d571de55 (このIDを非表示/違反報告)
李翔(プロフ) - ついに羽衣狐編ですね!!これすっごい楽しみにしてました。これからの更新すっごい楽しみにしてます。なるべく早い更新楽しみにしてます。 (2016年2月7日 10時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆらき(プロフ) - ユカさん» コメント、ありがとうございます。頑張ります! (2016年2月6日 19時) (レス) id: 0935c82c23 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ - 続き楽しみにしてます。頑張ってください (2016年2月6日 19時) (レス) id: 76ceb5ae42 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらき(プロフ) - アリスさん» 私には勿体ないお言葉、ありがとうございます!頑張りますね!! (2016年1月8日 14時) (レス) id: 97d571de55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:揺樹 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年11月3日 20時