Episode2-3 �狎辞� ページ9
「攻撃を受けても、ケガをしないように、それ用のフィールドを張りますね」
ちょっと何言ってるのかわからないんですけど。
アミちゃんは両手を大きく広げて、ゆっくり足を振り上げ、振り下ろした。
カツッ
靴音と同時に、ホール全体がピンク色に染まった。
【field3 Safty】
どこからか謎の声が聞こえる。
「安心してくださいよ。ここではどれだけ魔法をぶつけても、まったくケガしませんから。痛みは感じますけど」
それ、アウトですよ。痛いじゃんか。
「ルールは簡単です。足元を見てください。何か光る球が5つあるでしょう？」
足元には、アミちゃんの言う通り、電球のような光る球が埋もれていた。
「それは魔法を受けると、一つずつ明かりが消えていきます。すべて消えたら負けです。一つを消すのに、どれくらい魔法を当てればいいのかは、人によって変わります。
攻撃が強い人は、一つの明かりを消すのにそれほど魔法を当てなくても、一発でも消すことができるし、守りが堅い人は一つの明かりが消えるのに、そうですね……30発も耐えた人がいました。
もちろん、戦いを経験していけば、攻撃力、防御力、素早さなど、すべての能力が上がります。
だから、魔物と戦う前に私と戦って、能力を上げてもらいたいんです」
うん。よくわからない。
「まあ、やってみましょう。バトルスタート！」
【Got it.……Battle start！！】
またもや謎の声が聞こえた。
「先行は私からでいいですよね。ゴッド・ブレス！！」
大きな竜巻が突如現れ、Aに襲い掛かってきた。
「え！？ ちょっと、手加減してって……！」
すぐさま、巻き込まれた。
「うわあああああああ！！ 痛い！ 痛い！ 目が回るうううう！！！」
そして、Aの明かりが一つ消えた。
「もうAさん、反撃しないからですよ。エアー・キャノン！」
名前の通り、空気砲が襲ってくる。かなりの風圧に耐えられず、また明かりが消えた。
それから戦闘は続いたが、Aは何もできないまま、明かりだけが消えていく。そして、残っている明かりは、あと一つ……
どうしよう。痛い。このままじゃ負ける。悔しい。負けたくない。負けたくない。
――なんでもいいから魔法出してよ！
《その願い、叶えてあげる》
またさっきとは違う謎の�狎辞瓩�聞こえた。
「とどめです！ ストーム・カタルシス！」
暴風が襲い掛かる。『もうだめだ』と思った時……
『神風』が吹いたのだ。
「え……！？」
Episode2-4 アリアドネ→←Episode2-2 衝撃の事実
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頂志桜(サム)(プロフ) - 怪盗ゆかりんさん» ありがとうございます！地道に、頑張っていきますね！ (2016年8月24日 12時) (
レス) id: f46217bc92 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗ゆかりん - とても良いと思いますよ。オリジナル物では大体ファンタジーじゃない恋愛系が多いのでとても良いと思います。なので頑張ってください。 (2016年8月24日 11時) (レス) id: 9e404a3c93 (このIDを非表示/違反報告)
らむ音(プロフ) - 頂志桜さん» じゃあ、オリジナルで！ (2016年2月11日 14時) (レス) id: 38cad45099 (このIDを非表示/違反報告)
頂志桜(プロフ) - らむ音さん» オリジナルのほうがいいかなーと。どうでしょうか (2016年2月10日 22時) (レス) id: b2ab2df1fb (このIDを非表示/違反報告)
頂志桜(プロフ) - らむ音さん» 敬語なのはなんとなく……です。普通のほうがいいかな……？ (2016年2月10日 22時) (レス) id: b2ab2df1fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頂志桜 | 作成日時：2016年1月25日 1時
