44話 準備 ページ44
その日は朝から忙しかった
慰労会を明日に予定して、準備に追われていた
もちろんそんな壮大なパーティでもないけど
ずっと前から楽しみにしていたから、
今日一日かけてでも明日を華やかに彩りたい
「うん、じゃあここでジャンが＿＿」
『私たちはここで待機ね』
「なぁアルミン俺は？」
「えっとエレンは＿＿＿」
食堂の隅に集まって
明日、リヴァイの誕生日を祝う準備をしていた
喜ばせたいのと、あわよくば驚く顔でも見れないかと
みんなで一生懸命考えた
「これならあの兵長もさすがに＿＿」
「なんだか緊張しますね〜」
段取りとしてはこうだ
朝から女子はみんなで食事を作る
その間男子は飾りつけをする
そんな会場準備が済んだら
自分たちも着飾って
リヴァイやハンジ、団長にも声をかけて部屋に呼ぶ
それから＿＿＿＿＿
あぁまだ今日にもやらなきゃいけないことが..
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私はもう自室と化して居るリヴァイの部屋に戻ると
リヴァイが紅茶を淹れてくれていた
ついこの間内地で買ったいいやつだ
「ちょうどだな」
『た、ただいま
あっ紅茶だ！ありがとう
そうだリヴァイ、明日何か食べたいものはある？
できるだけリクエストには応えるよ』
「そうだな...一年ぐらいぶりになるが、
お前がここに来て初めて作った菓子がもう一度食べたい」
『そんなことでいいなら勿論！
もっと他にはないの？』
「あとは、任せる
でもまぁ変わったやつがいいな
お前しか知らねぇから何とは言えねぇが」
『分かった！きっと知らないものを作るね
リヴァイには教えてもらってばかりだから
今度は私の番！』
「張り切るのはいいが、怪我でもすんなよ」
彼は紅茶に一口つけて微笑んだ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿慰労会当日
私は今までになく早起きで、
リヴァイの寝顔が
ちゃんと見られる日が来るとは思わなかった
私はどうしても
リヴァイが今日初めて見るものが、私であってほしくて
同じベッドの隣で寝ている彼を見つめながら
目を覚ますのを待った
手元にプレゼントを用意して。
ラッキーフラワー
すずらん...純粋
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アルナ - 離れないでほしい更新頑張ってください！楽しみにしてます(*^▽^*)b (2018年2月9日 23時) (
レス) id: cf605af29c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ嬢アッズーリ(プロフ) - どうか二人に、兵団の皆に奇跡の星が煌めきますように。応援してます、執筆頑張って下さい！ (2018年2月4日 21時) (携帯から) (レス) id: f4cabba140 (このIDを非表示/違反報告)
Vile - 奇跡をおこして!!
(ノ△Ｔ)
離れ離れにしないで!! (2018年1月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 毎話、楽しみに読ませてもらってます。これからも、頑張って下さい！更新待ってます( ´ ▽ ` ) (2018年1月14日 20時) (レス) id: 56ad04eef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作者ホームページ：http://triptriptrip..
作成日時：2017年5月5日 23時
