33話 つらい ページ33
AＳＩＤＥ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【９】
昨日打ち明けてから私たちは
今まで以上にお互いを愛おしく感じた
一瞬でも構わないから、
隣にいるという感覚を感じていたい
朝早くに
リヴァイからの伝言通り
ハンジに詳しく事情を伝えに行った
「そう、Aがそうまで言うなら
...きっと確かなんだろうなぁ」
ハンジは
空を仰ぐように上を見て言った
『...うん、嘘ならいいんだけど
、、これから、班のみんなにも伝えるつもり』
「そう、、
でもどうか、無理してでも
彼らには笑っていてあげてほしいんだ
Aが悲しい顔をしていると、
きっと泣くから」
悲しそうな笑顔で私にそう言った
『うん、そう務めるよ』
私も、誰かを悲しませたくはない
笑顔で、見送ってほしい
消えていなくなる瞬間、振り返れば
悲しんで下を向いていたら
私が辛いから
＿＿＿＿＿＿
笑顔で最後まで話せる自信がないので
リヴァイに一緒だ
みんなには食堂で声をかけて集まってもらった
「上官らしい笑顔でな」
リヴァイに背中を押されて、口をひらいた
心当たりなどなくて、
何の集会かと思っただろうみんなを
ただ驚かせる結末となってしまったことも謝った
最初は何の冗談だと笑ったのも
リヴァイの険しい表情を見てわかったのだろう
私だけが涼しい表情で笑っていたように思う
『そうなんだ、だから、
もうしばらくしかここにいられないんだけど、
、そのあとのことも頼んだよ！』
みんなに何か言われたら
笑顔は崩れてしまう、
私はその場にいられなくなって、
思わず逃げ出すように去った
後ろから呼ぶ声が聞こえた
けれど振り返れなかった
涙の顔をみせるわけにはいかない、
そう、みんなの上官だから
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ラッキーフラワー
すずらん...純粋
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アルナ - 離れないでほしい更新頑張ってください！楽しみにしてます(*^▽^*)b (2018年2月9日 23時) (
レス) id: cf605af29c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ嬢アッズーリ(プロフ) - どうか二人に、兵団の皆に奇跡の星が煌めきますように。応援してます、執筆頑張って下さい！ (2018年2月4日 21時) (携帯から) (レス) id: f4cabba140 (このIDを非表示/違反報告)
Vile - 奇跡をおこして!!
(ノ△Ｔ)
離れ離れにしないで!! (2018年1月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 毎話、楽しみに読ませてもらってます。これからも、頑張って下さい！更新待ってます( ´ ▽ ` ) (2018年1月14日 20時) (レス) id: 56ad04eef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作者ホームページ：http://triptriptrip..
作成日時：2017年5月5日 23時
