27話 わからない ページ27
目を丸くして驚いた様子のリヴァイ
「....消える？意味が分からねぇ
何言ってるか分かってんのか？」
リヴァイの粗暴さが一瞬垣間見えた
『分かってるよ
、、信じたくないけどきっとそうなんだよ
そうすれば全てつじつまが合う
...リヴァイもそう思うでしょう？』
口ぶり通り私は妙に冷静だった
その逆リヴァイは珍しく冷静さを欠いていた
「...俺には分からねぇ、
何も願い事の効力が一年なわけじゃないだろ
それに次の流れ星も
お前の誕生日の日に来ると決まったわけでもねぇ」
『でも＿』
「次の流れ星に願えばいい、
Aは "この世界にいたい"
俺は ”Aにこの世界にいてほしい”と
そう願えば今と何ら変わることはないだろうが」
リヴァイは握っていた手をはなして
自身で拳をつくって強くそう言った
けれど私には、
リヴァイの言うことが頭に入らなかった
それはすべて足掻き、運命への抵抗に思えた
『....私だって、』
((ずっとあなたといたい))
言いたかったけれど
また涙がこみあげてきた
次の涙が出る前に言いたいことが
まだたくさんあったのに
弱音と化す
『....リヴァイと過ごせた一年が、
夢みたいに幸せだった
、、この思い出だけで、あと80年は生きていける』
そう言ったのがリヴァイからして
とても悲しかったんだと思う
「そんな簡単に、、受け入れられねぇよ..
そんな弱気、お前らしくない、
お前はそれで... 」
何か言いかけたようだったが
彼は一つ息を吐いて
「...悪い」
それだけ言って部屋を出て行った
と言ってもここは彼の部屋だ
私は一人、リヴァイの部屋に残された
自分でついた溜息が一人ぼっちの部屋でこだました
さっき言った弱音は本音だった
けれど
言葉通りを受け入れ切れていない自分がいる
一度我慢した涙がこみあげてきた
あまりの涙に息も胸も苦しい
「...消えるの？、私」
さっきまでリヴァイの体温があったはずの
右手を見つめて
そう問いかけてみても、
誰も教えてくれない
ラッキーフラワー
すずらん...純粋
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アルナ - 離れないでほしい更新頑張ってください！楽しみにしてます(*^▽^*)b (2018年2月9日 23時) (
レス) id: cf605af29c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ嬢アッズーリ(プロフ) - どうか二人に、兵団の皆に奇跡の星が煌めきますように。応援してます、執筆頑張って下さい！ (2018年2月4日 21時) (携帯から) (レス) id: f4cabba140 (このIDを非表示/違反報告)
Vile - 奇跡をおこして!!
(ノ△Ｔ)
離れ離れにしないで!! (2018年1月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 毎話、楽しみに読ませてもらってます。これからも、頑張って下さい！更新待ってます( ´ ▽ ` ) (2018年1月14日 20時) (レス) id: 56ad04eef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作者ホームページ：http://triptriptrip..
作成日時：2017年5月5日 23時
