14話 互いに ページ14
____ハンジＳＩＤＥ＿＿＿＿＿
「やぁリヴァイ、何か用？」
Aがでていったほんの数秒後、
廊下ですれ違わなかったのが不思議に思う時間差
で尋ねてきた
彼はずかずかと入ってくると
ソファの上が散らかっているのを一瞥して
嫌そうに仕方なそうに掃除を始める
その手を休めることなく言う
「あぁ用だ、頼みごとがある」
「おおぉ、そういえばさっき、、いや何でもない」
危ない、言ってしまうところだった
なんだか今日は頼み事される日だな
なんて思いながら彼のテキパキとした仕事に目をやる
「それで、頼み事っていうのは？」
「三週間後あたりに慰労会をやる話知ってるだろ？」
「あぁ知ってるよ」
なんだ、やっぱりリヴァイも
なんだかんだ楽しみにしているんじゃないか
と彼の口ぶりから思った
「Aの住んでた世界では
誕生日を祝う文化があるらしい」
さっきのAの話にも出てきて知っていたけど
へぇ〜、という反応をしておく
「一年前にAがこの世界に来た日が
あいつの誕生日だったらしい
それの今年の分が慰労会の三日後だ」
「おお！そうなんだ〜、それはすごい偶然だね
誕生日にこの世界に飛ばされてくることもそうだけど
慰労会を予定してる日はリヴァイの誕生日だよね
三日後がAの誕生日か」
「...なんだ、俺の誕生日なんて知ってたのか」
一瞬彼の手が止まった、けどすぐにまた働き始める
「何を言ってるんだよ、
リヴァイだってこの兵団にやってきた日が
あなたの誕生日だったでしょ」
そう言うと彼の手はぴたりと止まった
すると掃除されて綺麗になったソファに腰かけて
フッ、っと笑って言う
「あぁ、そうだったな、自分でも忘れていた
...ハンジ、お前は余計なことばかり覚えていやがる」
「余計なことじゃないさ、
リヴァイだってAの誕生日の話をしに来たんだろ？
じゃあ誕生日って大事じゃないか
それも大切な仲間のことならなおさら」
気づけば熱弁していた
たぶんリヴァイが 余計なこと、
なんて言ったことに少し腹が立ったんだと思う
ラッキーフラワー
すずらん...純粋
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アルナ - 離れないでほしい更新頑張ってください！楽しみにしてます(*^▽^*)b (2018年2月9日 23時) (
レス) id: cf605af29c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ嬢アッズーリ(プロフ) - どうか二人に、兵団の皆に奇跡の星が煌めきますように。応援してます、執筆頑張って下さい！ (2018年2月4日 21時) (携帯から) (レス) id: f4cabba140 (このIDを非表示/違反報告)
Vile - 奇跡をおこして!!
(ノ△Ｔ)
離れ離れにしないで!! (2018年1月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 毎話、楽しみに読ませてもらってます。これからも、頑張って下さい！更新待ってます( ´ ▽ ` ) (2018年1月14日 20時) (レス) id: 56ad04eef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作者ホームページ：http://triptriptrip..
作成日時：2017年5月5日 23時
