11話 内緒 ページ11
食堂の扉の前には人だかりができていて
中に入るのを待ちわびている
その最後尾に着くと
「あっ、A！と兵長！おはようございます」
エレンとミカサ、アルミン達三人がそろって声をかけてきた
『あっみんな！おはよう！』
「これから朝食ですよね、僕たちもお邪魔してもいいですか？」
アルミンは私たちの関係を気遣ってか丁寧にそういう
『もちろん！一緒に食べよう』
「仕方ねぇな」
ちょっとだけしぶしぶと言った様子で返事するリヴァイ
「あっA、昨日言ってた話って＿＿『あっ！』
言い出しそうになったエレンを止めて
リヴァイに見えないように内緒の意味で、しーっと合図する
それでエレンはハッと気づいて悪い、と口パクで言う
そう、リヴァイには内緒の話だから
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿昨日
「えっ！じゃあAの誕生日は三週間後で、
その三日前には兵長の誕生日ってことか？」
『そう！それでこの世界にはそういう文化はないかもしれないけど
リヴァイの誕生日、慰労会の中でお祝いしてあげたいなって思って
エレン！協力して！』
エレンの対人格闘の訓練の相手をした後で、
ついさっき聞いたばかりのことを話す
感心したような表情でエレンは答える
「そりゃあもちろん！！楽しそうじゃねぇか！で何するんだ？」
『いやそれはまだ決めてないんだけど、、
リヴァイ以外のみんなで決めたい！
それでみんなにも話しておいてほしいの』
「分かった！あいつらには今日中にでも話しておくから」
『ありがとう！じゃあ何かいい案が浮かんだら教えてね
派手なことしよう！』
「それはいいな！派手なことかぁ、、
でもあの兵長だから驚きはしないだろうな」
『うんまぁ確かに、、でもきっと喜んでくれるよ
あっ、くれぐれもリヴァイには内緒だからね！』
_____________________________________________
あの時エレンは「分かった！」って返事したのに
エレンならうっかり言ってしまいそうだ
アルミンやミカサにも話は伝わっているみたいで
リヴァイに何事もなかったように話しているうちも
二人に何か言われている
二人が止めてくれれば大丈夫なはずだ
ラッキーフラワー
すずらん...純粋
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルナ - 離れないでほしい更新頑張ってください！楽しみにしてます(*^▽^*)b (2018年2月9日 23時) (
レス) id: cf605af29c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ嬢アッズーリ(プロフ) - どうか二人に、兵団の皆に奇跡の星が煌めきますように。応援してます、執筆頑張って下さい！ (2018年2月4日 21時) (携帯から) (レス) id: f4cabba140 (このIDを非表示/違反報告)
Vile - 奇跡をおこして!!
(ノ△Ｔ)
離れ離れにしないで!! (2018年1月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 毎話、楽しみに読ませてもらってます。これからも、頑張って下さい！更新待ってます( ´ ▽ ` ) (2018年1月14日 20時) (レス) id: 56ad04eef5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なっちゃん | 作者ホームページ：http://triptriptrip..
作成日時：2017年5月5日 23時
