【進撃】二次元の世界で【リヴァイ】part3 (ページ8)

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8話ページ8

A『どうするか…って何？どういう事……？』

ハンジ「正確には…エレンを…殺すかどうかって事」

A『ぇ……な、…なんで？』

自分でも顔が青ざめていくのが分かる

A『ま…町の人が言ってたよ？エレンは人類の希望だって！！

ハンジ「でも逆に…人類の脅威でもあるんだ…

例えば憲兵団はそう思っている…」

A『そ…そんな………じゃぁ…エレンはどうなっちゃうの…？』

もう半泣きだ

ハンジ「それは…裁判を仕切るザックレー総統の判断による

エレンがどうなるかは…今の私には分からない…ゴメン」

((ザックレー総統？誰それ…もう誰でもいいから……エレンを助けてよ

エレンは人類の危機を救ったっていうのに殺されるの？……

そんなの、意味わかんない…理不尽すぎるでしょ……))

視界がぼやけていく

ポロポロと目から何かがこぼれ落ちる

ハンジ「A……！でもまだ決まったわけじゃないよ！

調査兵団が憲兵団に裁判で勝てばいい話だ。」

ハンジは強い瞳で私にそう言う

((……そうだ…私が泣いたって仕方ない、エレンを助けるんだ))

A『…うん。そうだよね…！』

涙を拭う

ハンジ「そうだよ！明日はAも調査兵団幹部として出席する。

だから今はしっかりと寝て、明日に備えよう」

A『わかった。』

((エレンは大丈夫。リヴァイだっているんだから…大丈夫、大丈夫))

私はとにかく((大丈夫))と言い聞かせて目を瞑った

そう思っていないと

思いたくもない弱気が私の心を侵略する

((あのエレンだもん…大丈夫))

私はただ自分にそう思わせた