【進撃】二次元の世界で【リヴァイ】part3 (ページ49)

今日:22 hit、昨日:0 hit、合計:65,524 hit

49話ページ49

名前)『今日の仕事はなんだったっけ………ハンジは？』

ハンジ「特にないなぁ…何しよう…」

ハンジは腕を組んでうーんと唸る

A『…私も今日は書類を受け取ってないし、することないんだよね…』

私がそう言うとハンジはパッと顔を上げて手をパンと叩く

ハンジ「そうなのっ！？じゃあ、ちょっと付き合ってよ！

面白いことになるからさ」『面白いこと？？』「そうっ！まぁとにかく来て！」

私は腕を引かれるままハンジの部屋に来た

A『で？何するの？』

ハンジは部屋の奥の方へ潜り込んで行くと戻ってきて

ハンジ「ジャジャーン！！」『……』

ハンジが笑顔で掲げているのは瓶に入ったピンク色の液体

瓶の形だったり、液体の色は可愛いんだけど

それを持ってるハンジの笑顔が不気味で鳥肌が立つ

A『…すっごく怪しいんだけど。』「いやいやこれは安全だよ」

ハンジはそう言うとその液体をぐびっと飲んだ『っちょっ！？』

空になった瓶を見てハンジの様子を伺う

A『…だ、大丈夫？』「ほらね、何にも起きないでしょ？」

ハンジはまたニカっと笑ってそう言う

((……確かに何も起きてないけど…))

ハンジの全身を見回すけど何も変化はない

A『…何も起こらないみたいだけど……これが面白いこと？？』

ハンジ「美味しいジュースが出来たからさ

我ながら上手く出来たと思うんだよね。」

まぁハンジはニコニコ笑うし見た目からも特に怪しそうには思えない

((実際に何も起こらないみたいだし…美味しいなら飲んでみたいな))

A『じゃあ私も飲みたいな！』「そうこなくっちゃー」

ハンジはずいっと瓶を差し出す

瓶は手のひらに収まるくらい小さくて白いリボンが付いている

((……こういうの好きだなぁ…))

受け取った瓶をまじまじと見つめていると

ハンジ「どうした？」

A『この瓶可愛いなぁと思って…飲み終わったら持って帰ってもいい？？』

ハンジ「構わないよ」『ありがとうっ』

私はそう言うと、瓶の蓋をカポッと開けて

中のジュースを飲んだ

A『っ！美味しっ』

思っていた以上に美味しくて驚いた

A『これ美味しいよっ！どうやって作ったの？？』

私が感動しながらハンジに尋ねる

ハンジは笑顔でこちらを見つめる

ハンジ「……(ニコニコ)」

A『…え？な、何？…』

ハンジの笑顔がまた怖く思える

『なっ、なんなの？？言いたいことがあるなら言って！』