【進撃】二次元の世界で【リヴァイ】part3 (ページ42)

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42話ページ42

それから私はリヴァイ兵士長に近づく

あの女を排除することを誓った

本当はもう少し。

リヴァイ兵士長を外から見ていたかったけど仕方ない

あの女がリヴァイ兵士長に恋をしていることは一目瞭然

もちろんあんな女が告白でもしてしまったら

優しいリヴァイ兵士長なら断れないかもしれない

((面倒なことになる前に。))

だから私はリヴァイ兵士長に近付いた

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リヴァイ兵士長に声をかけると決めたのは

新兵歓迎会

それと同時にあの女への嫌がらせも開始

新兵が入団してきたその日から始めた

もし嫌がらせのことがばれても

疑いはきっと新兵の方へ向く

いや、そう仕向けるわ

誰もが私みたいな良い子がそんなことしないって言ってくれるわ

私みたいな純真で無垢な少女はそんなことしないわ

するとしたら……憎しみに苛まれたときくらい

それが今なの

((………私の方がリヴァイ兵士長にふさわしいもの))

あいつの部屋にあった紙をビリビリにして

部屋にあったそこらじゅうの物を捨ててやった

((でも…まだ足りない……もっと…))

私はあいつとの接触を図ったーーーーーー

新兵歓迎会当日、

私はわざわざ内地に行って

髪も、ドレスも、靴も、ネイルも

最高のものにした

どこからどう見ても私は完璧

((これならリヴァイ兵士長も……))

完璧な私はリヴァイ兵士長に近づいた

向かいにはリヴァイ兵士長

なんだかドキドキする

恋、ってのはコレなんだと思えた

ただそう思えたのは一瞬で、

あいつが話しけるのをみると

((……何なのよ…))

憎くてたまらない

私は手に持っていたグラスを握りしめた

圧力で割れてしまいそうだ

((………どうせなら…))

私はグラスいっぱいに赤ワインをどぶどぶと注いだ