【進撃】二次元の世界で【リヴァイ】part3 (ページ38)

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38話ページ38

一瞬冗談だとも思えたけどリヴァイの顔は至って真面目だ

リヴァイ「なんだ、早くしろ」

A『…あ…甘えちゃうよ…？』

リヴァイ「だから「リヴァイそこは！！」…は？なんだ…」

ハンジが唐突に口を挟んだ

機嫌そうなリヴァイにハンジがこそっと耳打ちする

私がそれを不思議そうに見ていると

ハンジから何かを聞き終わったリヴァイが

「はぁ…」とため息をしてこちらに顔を向けた

A『えっ？何？？』

私が壁につかまりながら尋ねる

するとリヴァイがしゃがんだ((……なっ、何？？))

そして右手をすっと私に差し出す((…？？))

リヴァイ「お手をどうぞお嬢様」

思考回路ショート。

人って本当に驚くと固まるみたい

私の妄想を見ているのかと思った

A『……』ハンジ「Aっ！ほら返事しないとっ」『…あっ！』

A『……あ、あっありがと…ぅ…///』

リヴァイの右手に自分の右手をそっと重ねる

ハンジに声をかけられたところで意識が戻って真っ赤になった

((…………なんか…夢見たい……////))

リヴァイ「…ほら行くぞ」『あ、うっうん！』

リヴァイは重ねた私の手を持って食堂の扉を開けた

みんなの視線が集まるけど

なんかぼーっとしてしまって体が熱い

そんな私にハンジがこそっと言う

ハンジ「ねぇねぇ！感想は？」

A『…は…鼻血出そう……私おかしくなったかな…？

リヴァイがあんなこと言うはずないのに……』