【進撃】二次元の世界で【リヴァイ】part3 (ページ17)

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17話ページ17

新兵勧誘式が始まった

しかしこれには団長一人が参加することになっているので

私もリヴァイもお互い自室にいる

((………やっぱり落ち着かない……リヴァイの所に行こう…))

A『コンコン)私だけど……入ってもいい？』

リヴァイ「あぁ」

部屋に入るとリヴァイは仕事をしているわけではなく

コーヒーを飲みながらソファに座っていた

A『…急にごめん…なんか、落ち着かなくって…今忙しい？？』

リヴァイ「いや暇だ。お前も紅茶でも飲むか？？」『ありがと…』

リヴァイの向かいの椅子に座って

リヴァイの淹れてくれた紅茶をすする

((……やっぱ私のとは全然違うな……美味しい……))

リヴァイ「…やっぱり新兵のことが気になるのか？」

A『…うん……』

ここで朝のことを話しておこうと思った

A『…あのね、私104期のみんなに…

周りに流されて後悔するくらいなら自分のことくらい自分で決めろ

って言ったの……だから、その…分からないよ？けど………』

もごもごと言いとどまる私にイライラしたのかリヴァイが言う

リヴァイ「…なんだ…？」

A『…調査兵団への入団兵を減らしちゃった…かもしれない、ごめん。』

リヴァイ「それくらいの方がいいだろ」『へ？』

リヴァイがパッとそう言う

A『…どういう事？』

リヴァイ「だから、これで入ったやつにはそれなりの覚悟があるってことだろ

それくらいの気持ちがねぇと務まらねぇだろうしな」

((……そんな風に考えてたんだ……))

人が多ければいいってことじゃなくって

一人一人の気持ちが大事なんだって思った

リヴァイ「…にしても、Aがそう言う事言うのは意外だな」

A『え？そう、かな…？』

リヴァイ「あまり自分の意見を主張しない奴だと思ってた」

((これは……どういう意味で言ってるのかな…))

A『…こういう奴は、嫌い？…だったりする…？』

小さな声でボソッと尋ねる

リヴァイ「いや？むしろ好きだが。」

A『っ！あ、そっ、そっか……////』

自分で聞いておいて恥ずかしくなる

((何だろ、心臓に悪い……))