【進撃】二次元の世界で【リヴァイ】part3 (ページ14)

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14話ページ14

エレンは調査兵団に正式に入ることになって

次の壁外調査に参加する

また、今期の新兵も壁外調査に参加させるらしい

内地から兵舎に戻ってきた私達はそれぞれの部屋で休養を取ることになった

明日は入団式(勧誘式)がある

その前にミカサ達と話がしたかった

エレンに変わってエレンは調査兵団に入団することになった、

ということを伝えたかった

別にエレンが入るからみんなも入ってね。なんて言うつもりはない

ただその上でどう思うか、

一昨日のトロスト区襲撃戦を受けて今も調査兵団に入る、と

言ってくれる子はどれだけいるのか

もしかしたらいないかもしれない

でも私はきっと案外ショック受けたりしないだろう

みんな大事だから死んでほしくなんかないし

危険な目にもあって欲しくない

((………でも…))

調査兵団に入る子がいないともなると寂しい

そんな私の勝手な都合で勝手に悩んでる

((………ほんと曖昧……))

自分の気持ちさえはっきり出すことも出来ない

((今は嬉しいはずなのに……複雑だなぁ……))

調査兵団という組織に信用さえ持てなくなってしまいそうだ

前回の壁外調査でによって、私の頭の中には

調査兵団＝危険

みたいな図式が出来上がってしまったらしい

((私は副兵士長っていう大事な責任があるんだから……

自分の所属兵団を信じなきゃ…))

私の中で気持ちを切り替えるためにシャワーを浴びた

((………信頼…))

その気持ちはサァーーーというシャワーの音にかき消されそうになる

信頼、っていうのは奥が深くて難しいものなのだと理解した