【進撃】二次元の世界で【リヴァイ】part3 (ページ12)

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12話ページ12

リヴァイsaidーーーーーー

裁判が始まる10分前

俺は隣に立つエルヴィンに声をかけた

リヴァイ「Aを出廷させなかったのは怪我のせいだろ？」

エルヴィンは俺を見ると

エルヴィン「知っていたのか。昨日転んで頭をぶつけたしまったらしくてな」

((転んで？……ったく…嘘言いやがって))

リヴァイ「違ぇよ。俺が怪我させた、あいつは悪くない「そうか」」

エルヴィンまるで分かっていたようにあっさりと返した

((まぁ……だったらやることは決まってるがな…))

俺がすることは決まっている

Aとの約束を守るだけ

どんなことしても

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ーーーーーーAsaidーーーーー

外で待っているのはかわいそうだからと

私は控え室に入れてもらった

もう裁判は始まったらしい

この待っているの時間が怖い

リヴァイを信じていないわけではない

自分の目でそれが見られないのが怖い

今裁判がどんなことになっているのか分からない

目の前の時計の秒針は動いているのに時が進んでいるように思えない

まるで手術中の患者を待つような、そんな気分

A『……はぁあーー』

思い切り息を吐いて肩の力を抜いた

廊下からか他の部屋からか物音が聞こえる

その音一つ一つに体が反応する

足音が聞こえる

それがこの控え室に近づくにつれて大きくなるのが分かると

ばっと立ち上がってドアを開ける

それを何度も繰り返すうちに時間が経った

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何十回もドアを開け、息を吐いた頃

裁判は終わった