海賊のペット(家族)になりました【浦島坂田船】 (ページ2)

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1話　無しsaid ページ2

ここは、宝石、獣。そして人間。様々なものが売られているオークション会場。
そして、会場は何時もより賑わっていた。

司「今日の注目の商品はこちら！アルビノの少女！世話は面倒ですが、美しさは宝石にも負けません！
しかも、彼女には2つの能力、そして、どちらとも能力名が英語という大変レアな人間です。きっと、このような人間が生まれることはもうないでしょう」

人々の好奇心を湧き立たせる言葉を選んで発する司会。
人々は、注目の商品の少女を買おうと、値段を言われるのを待っていました。

司「では、1億円からスタートです！」

「1億7000万！」
「2億！」
「2億5000万！」

「80億」

1人の男の声に、会場は更にザワついた。

司「80億っ？！ほ、他にはいませんか！？」

さすがの司会も、80億という値段に驚いている。
当然、80億より上の値段を言う人はいなく、アルビノの少女の買い取りては茶髪の少年達になった。

司「では、お客様。裏口の方へ…」

スタスタと歩く4人の少年達。

司「商品はこちらです」

そう言い、出されたアルビノの少女は、遠くで見てた時に想像してたよりも酷い傷だった。
手首と足首に鎖の跡、首には絞められたのか手や縄のような跡がある。
腕や脚には切り傷やミミズ腫れ、そして痣。

少年達は、無言で金を取り出し、司会へ渡す。
そして、アルビノの少女を抱き上げ、会場を後にした。