お も い 。 ページ11
Aside
渡邊さんが言った意味が、
正直、良く理解できなかった。
考えているとすぐにジンさんと
眠そうな相馬さんとへきほーさんが来た。
「今すぐ撮ろ!ね?」
楽しそうに言うジンさん。
「相馬さん、眠いっすね。」
「あぁ…」
眠そうなへきほーさんと相馬さん。
「俺も、もう1回寝てこよ。」
そう言って部屋を出ていく渡邊さん。
「あッ、あぁ…」
渡邊さんに聞きたいことたくさんあったのにな。
少し俯いて、さっき言われたことを考えていた。
「じゃあ撮るから早く並んでください!」
へきほーさんの合図で皆さんが座る。
「どうもへきトラハウスです!」
「お知らせがあります。」
ジンさんの合図でカメラの前に座る。
「えっと、先日からへきトラハウスさんの」
「アシスタントをさせていただいております。」
「鈴木 A と言います!」
凄く胸がドクドクしている。
頭が回らない。
「アシスタントとして、全力で頑張りますので、」
「応援のほど、よろしくお願いします。」
深々とジンさんとへきほーさんと相馬さんが
頭を下げてくれたので、
私も、負けじと深く頭を下げた。
ピッ
その1音で、重苦しい空気は消えさった。
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作者名:#渡邊 彩華 | 作成日時:2017年5月6日 17時