Unnatural love

服 木林 ページ7

んー
ここどこだろ

木林「起きた？」

南雲のいえだ

『服…』

木林「着てるけどくしゃくしゃだよ」

目を細めてクスクス笑っている
あー借りるか

『貸して、』

木林「いいけど、でかいんじゃない？」

『どうせ向こうでUDIのつなぎ着るから』

木林「そっか、じゃあはい」

渡してきたのはパーカーとジーンズで
いやジーンズ無理だろ

『ジャージないの？ズボン』

木林「あるよ、あジーンズ脱げるか」

ちっちゃいもんね
ってまたわらう
でもその姿もかっこよくて
私も笑ってしまう

木林「着てきなよ、ご飯作ってる」

『ありがとう…』

なんか逆だわ、うん逆
彼女がすることを彼氏がしてる
おかしいわ

『南雲ー手伝う』

木林「ありがと、これテーブルにおいてきて」

『ラジャー』

和食だ、美味しそう
好みもうわかられちゃったな

木林「はい、食べよっか」

『いただきまーす』

ん、おいしい
味噌汁もおいしい
いい嫁になるわ


『いってきまーす』

木林「はい、いってらっしゃい」

この時間ってめっちゃ幸せ
一緒にいるには…
結婚すればいいのか((


『おはようございます』

東海林「おはよー」

三澄「おはよう」

東海林「その服おっきくない？誰のかなぁ？」

『あ、え？そう？普通じゃん！』

ミコトと東海林がえー？って
後ろで笑ってる
まぁ着替えよ

『着替えてきまーす』

神倉「あ、Aさん！」

『はい？』

神倉「今日3人のご遺体がくるので中堂さんのあとに3人めをお願いしてもいいですか？」

『あ、おっけーです！』


着替えたお、やっぱり
つなぎさいこぉぉぉぉ……

中堂「おい、解剖の時間だ」

『はい』

木林「こんにちは、今回のご遺体は、一家心中と聞いています」

三澄「解剖を開始します」

『傷のあとからして死語1日、子供の方は半日と考えられる』

久部「一家心中じゃないかもしれないってことですか」

『うん、これは＿＿＿』


東海林「あぁー！終わった…」

三澄「まだだよー、しっかり調べないと」

『それが残ってたか…』

あーもう何にもしたくない

木林「あ、Aさん」

『んー？』

木林「仕事終わったら服返しに着てくださいね、それにあなたの服洗ってるので」

さいっあく
今言うか
ラボの入り口で

木林「では、」

東海林「事情聴取だー！」

三澄「おーぅ！」

久部「頑張って下さい」

Nooooooooooo!
六郎に見捨てられた
苦笑いで
中堂さんなんかいないし
あぁ！地獄だ！服なんか借りなきゃよかった
ちょっとうれしいけどね

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