Chocolate addiction 10

なるようになる。 ページ2

どのくらい
そうしていたのか分からない。

「A、大丈夫？」とチャンミンが
私の頭を撫でながら顔を覗いてくる。

「う、うん。大丈夫・・・」

CM「もう少しで到着だそうです。
もし辛いならホテル戻りますか？」

「いや、大丈夫。」

CM「今日、顔を見てから
ずーとキスしたいと思ってて・・・
ついやりすぎちゃいました・・・」

「昼間もしたでしょ？」

CM「あの時だって今くらいしたかったんです。
でも、メイク崩れたら困るし、
我慢したんですよ。
それにそんな事をしてAに嫌われても
嫌でしたし・・・
嫌でしたか？」

「嫌じゃないけど、
チャンミンみたいにキスが上手くないし
あんなの初めてだから刺激が強すぎた」

CM「俺だってあんな濃厚なのは今まで・・・
自分からはないですね。」

「自分からはないって事は
相手からはあるのね！」

CM「ははっ!
いつものAに戻りましたね。
まぁ、そこは否定しません。
で、嫌じゃないんですね？
それじゃこれからは遠慮なく行きます！」

「いや、遠慮はして頂きたい」

CM「そんなこと言っててどうするんですか？
今夜は分かってますよね？」

「ちょっとその言い方！」

CM「チャリティーの時言いましたよね？
”今日は覚悟しておいてください”って」

「そっ、そうだけど！」

CM「まぁ、良いです。
そうなるように俺が頑張れば良いだけですから。
あ、到着したみたいですね」

そして運転手さんから
「到着しました」と
声を掛けられると同時に車のドアが開く。

「これ、２人で出て大丈夫かな？」

「俺が先に出ますね。
大丈夫そうなら迎えに来ます」と
チャンミンは外へでたあと
「地下の入り口で誰も居ませんから
出てきても大丈夫です。」と手を差し伸べてくれた。

その手を取り外へ出ると
そこには地下とは思えない豪華な入り口の
レストランがあり、２人で入口へ近づくと
「シム・チャンミン様お待ちしておりました」と
ドアボーイらしき男性が声を掛けてきた。

するとチャンミンは私の腰を抱きながら
「よろしくお願いします。
さぁA、行こう」と
その男性の案内に続いて歩き始めた。

プレゼント交換。→←リムジンにて。

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