Chocolate addiction 07 (ページ35)

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高校時代。ページ35

CM「マシュって高校時代は
どんなだったんですか？」

「そうだねぇ～
毎日、白衣を着て実験ばっかりしてた」

CM「実験？」

「そう、専門分野に特化した学校でね、
毎日、化学分析したり普通の学校とは
ちょっと違ったかな。
女の子も少なかったしね」

CM「それはエリさんが言ってましたね。
Aは女性よりも男性の友達が多いって」

「なにせ学校に女子は３０人しか居なかったからね
私の学年は特に少なくて６人しか居なかったし。
まぁ、それを望んで高校決めたのもあるんだけどね。」

CM「女性が少ないのが良かったんですか？」

「そそ、私ね中学の頃いじめられた経験があるの。
幸い２年生の時の担任が良い先生だったのと
エリと同じクラスになれた事と
自分も替われたからいじめは無くなったけど。」

CM「それは辛かったですね・・・」

「まぁ、当時を振り返れば自分にも非があるんだけど
女子のいじめってさ陰湿なんだよ。
男子だとね
”お前のココが嫌いだからもう遊ばない！”って
言われて遊ばなくなっておしまいで
それ以降は何もしてこないけど、
女子って自分が気に食わない事があると
こっちが何もしなくても
関係ない子まで巻き込んで永遠いじめてくる。
それが嫌で女子が少ない高校を選んだの。
まぁ、その専門分野も興味があったってのもあるけどね」

CM「あぁ、なるほど」

「まぁ、おかげで高校時代は凄く楽しかったよ！」

CM「でも、今の仕事は分野が違いますよね？」

「うん、
本当はそっちに行きたかったんだけど就職難でねぇ～
私が就職活動する年はその分野の求人が１件もない！って
言う奇跡レベルの不幸があったのさ！
で、今の会社に就職したわけ」

CM「そのおかげで俺達は出会えましたね」

「そうだね～、
ある意味ラッキーなのかも(笑」

CM「高校時代楽しそうで羨ましいです。
俺はもうこの業界に居ましたから・・・」

「そうだよね～
チャンミンは中学生からだっけ？
でも大学まで卒業するなんて凄いよね」

CM「そうですねぇ～
１７歳の時には日本でデビューでしたから
マシュはギリギリ高校生？」

「私は4月生まれだから学年は一緒かな？
ならギリギリ高校生だ(笑」

CM「当時は春葉原」の電気屋さんとか
呼ばれればどこへでも行きましたよ。
マシュとも会ってるかもしれませんね」

「わぁー会ってるかも！
私の高校、春葉原が近かったし！」

私たちは学生時代の話で盛り上がり始めた。