Chocolate addiction 07 (ページ34)

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恋人の基準　その２ページ34

「私はねぇ～
容姿とか学歴とかは別に気にしないけど
私に優しいだけじゃなくて
私以外にも気が利いて優しい人かな？」

CM「良く分かりませんね」

「例えば、ユミが失恋して落ち込んだとするでしょ？
そういう時に私はユミを励ますでしょ？
その時にデートの約束をしてたとしたら
彼に断ると思うの。で、断ったら
「俺と女友達どっちが大事なの？」とか言う人はダメ！
むしろユミが失恋したって私が話したら
「ユミを励ましてあげて？」って言ってくれる人が良い。
時には私よりも困っている人を優先する位がいいかな」

CM「なんかそれって・・・」

「それって？」

CM「ユノヒョンの逆バージョンですね。」

「どういうこと？」

CM「ヒョンは仲間のピンチには
彼女とデートの約束をしてても
それを取りやめて駆け付けます。
まぁ、それで別れた女性は数知れず・・・」

「ユノってそんなにモテるの？」

CM「まぁ、モテますよ。
ヒョンは友達が多いですし、
距離感の取り方が少々近過ぎますから
勘違いする女性も多いですし、
その女性達から告白されたら
まぁ、彼女が居なければ付き合う感じですかね」

「うわぁ～ユノって凄いね。」

CM「でも、そんな付き合い方ですから
彼女と言ってもヒョンの扱いは友達の延長線上で
相手がそれに不満を抱いて別れるってパターンが
ほとんどですね。」

「なるほど～。
で、チャンミンは？」

CM「俺は・・・
そうですね、ヒョン程は恋人は居ませんね。
最後は・・・１年位前ですかね。」

「で、彼女にする基準は？」

CM「特にはありませんね。」

「えぇ～、チャンミンはこだわりが
ありそうなのに意外～！
でも、今までは美人ばっかりだったんじゃない？」

CM「そんな事もないですよ。
まぁ、マシュみたいな人は居ませんでしたけど」

「す、すみませんねっ！」

CM「でも、自分から告白したのは
マシュが初めてですから・・・」

「えっ？！」

チャンミンを見ると耳を真っ赤にして
恥ずかしそうに俯いていた。

「そっかぁ、それは嬉しなぁ～」
私も思わずにやけてしまう。

CM「マシュはどうなんですか？
あぁ～告白して玉砕したことが
沢山あるんですね～それは御愁傷様です」

「いや、玉砕はない事もないけど、
そもそも、告白勇気すらなくて憧れで終わってるかな。
そんなに恋多き乙女ではなかったし。」

CM「学生の頃とか
あの先輩かっこいいー！とかなかったんですか？」

「なかった。友達と居る方が楽しかったし」