Chocolate addiction 07 (ページ31)

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自分を大事に。ページ31

荷物を片付けて
リビングへ行くとホジュンが
ソファーに寝転がりながら
「チャンミンはAの事が
好きでしょうがないんだな～」と
ケタケタと笑った。

「私のどこが良いのか分からないよ。」

HJ「昨日はチャンミンの動揺が凄かったから
ユノは最悪公演を中止する事も
時松さんと決めてたって」

「そうなの？」

CY「それだけAの事が
大事だって事でしょ。」

「公演は大丈夫だったよね？」

HJ「無事に終わったって言ってたよ。
気になるならネットで検索すれば？」

そう言われて気になった私は
スマホで昨日のライブを検索した。

”今日はトーク時間が少なかった。
その代わりにユノのソロが１曲増えてた？”

”まさかのユノソロ追加！
チャンミンはやっぱりまだ全快ではないのかな？”

”昨日の公演から曲が追加になったっぽい。
やっぱりチャンミンは体調不良？”

どうやら昨日はトークは少なめで
その代わりにユノが歌ったみたいだった。

「大事な人が誘拐されてるのに
ニコニコ喋べれる訳ないもんね。」と
私のスマホを覗いていたユミが言う。

「迷惑かけちゃった・・・」

HJ「違うだろ？
Aは危険な目に合ったんだ。
それも元はユノ達のスタッフのせいだろ？」

CY「そうよ！
迷惑を掛けられたのはAの方よ！
気にすることないわ！」

「でも・・・」

HJ「相手の事を思いやれるのは
Aの良い所だけどもう少し
自分の事も大事にしないとだめだぞ？」

CY「そうよ～大事にしないとねぇ」

「うん・・・」

HJ「とにかくライブスタッフの件は
これで解決しそうだし、
めでたしめでたしだな！
あっ、そう言えばここのコンシェルジュと
警備員の方はどうなったんだ？」

「それはまだ解決してないけど
今のところは宿舎とか大丈夫だよ」

CY「2人は韓国でも大変だったけど
日本でも大変なのねぇ」

JH「そっちも早く解決するといいな」

「そうだね～」

CY「さぁ、夕食も出来たし
ホジュン、オッパ達を呼んで」

HJ「アイアイサー！」

数分後、ユノとチャンミンがやって来た。

YN「お邪魔しまーす！
間取りは左右逆だけど一緒だね～」

CM「ビール持ってきました～」

HJ「お、気が利くねぇ～」

こうして皆で集まっての夕食が始まった。