なんで？ (YC ページ35
Aとの約束の前日。
JJ「明日は何処へ行くか決めたの？」
JS「フットサルしにいこうよ〜」
JJ「それはジュンスがやりたいだけでしょ！」
あぁ、本当だったら２人で遊ぶ予定だったのに。
「特に決めてないって言うか彼女の事
ずーっと俺達が振りまわしてるっすよね」
JJ「確かにね。お休み１週間だっけ？
なんだかんだで俺達とずーっと過ごしてるよね」
JS「でもすっごい楽しいよね！」
YC「なんで明日は
ゆっくり過ごした方がいいと思うんだけど」
JJ「こっちに呼んでDVDでも観る？」
YC「それでもいいけど
ここは彼女の仕事場っすからね」
JJ「そうだよね。
休日まで仕事場には来たくないよね」
JS「じゃぁ俺達が遊びにいく？」
YC「それはそれで彼女が気を使うっすよね」
JJ「リビングよりはいいんじゃない？」
JS「電話してどっちがいいか
聞いたらいいんじゃない？」
JJ「ユチョン電話してみなよ」
俺はジェジュンに言われて彼女へ電話を掛けた。
《ただ今電話に出る事が出来ません》
何度か電話してみたけど繋がらなかった。
「でない」
JJ「どっか出掛けてるのかな？」
その後も何度か電話してみたけれど留守電になるばかり。
あまりに繋がらない電話にイライラした俺は
気分転換も兼ねて煙草を買いに出掛けた。
バックヤードのエレベーターから
フロアへ出ようとすると女性の声が聞こえてきた。
(なんでこんな時間に女性がフロアに？)
このフロアに出入りできる女性は限られている。
俺はフロアの様子をバックヤードから覗いた。
ドレスを着た女性が誰かと廊下で話しをしている。
(あれはユノの部屋の前？)
俺はそのまま様子を伺った。
(こっちを向かないかな・・・)
そう思いながら耳を澄ましていると
予想もしない言葉が聞こえてきた。
「A、忘れ物ない？
荷物一杯だし送って行くよ」とユノの声。
(え？今、Aって言った？)
「大丈夫だよ、今日はタクシーで帰るよ」
そう返事をした声は間違いなくAだった。
なんでユノと居るの？
それにその格好はなに？
Aはサーモンピンクのドレスで
メイクもいつもとは全然違うし
ユノもスーツでばっちり決めている。
(どう言う事？)
２人をこっそり見ていると
「ユノ、帰って来たの？」と誰かの声。
声のした方を見るとチャンミンだった。
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
