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........。

“何故黙ったので?”

“まぁ、別に良いのですが、...始めますね?”

“最近の私の趣味に、黒社会の情報収集が有るのですが、”

“過去最悪の被害を出した竜頭抗争なる物に今、手を着けているのですが”

“纏めていく内に、辻褄が合わないところを見つけまして”

“その不自然さは...貴方達の周りで一番多い事に気付きまして”

“、........ただ、竜頭抗争が終わると共に存在して居なかった(何も無かった事)にされていますよね?”

“おや?貴方達両方に関わっていたと推測しましたが、......包帯の方は知らないので?”

紙に唯書き連ねられる言葉
唯の言葉なのに其れは中原の心を銃弾より早く、ナイフより深く抉った。

「......中也...?」

知らねぇのは良いよな...、太宰。

“仮に、その人物をAと置きましょうか?”

“中原幹部が破壊した事になっている塔や...地面。...貴方の異能では直線上の破壊は難しいのでは?”

こじつけなのは分かってんだ。

“『天撃』....らしい物を打てる異能力者。......特務課の資料にも載っていないので...貴方達だけが頼みで、......教えて頂いても宜しいでしょうか?”

...マフィアの全力を使って消したからな。

「中也。...実はさ、私も気になってたんだよね。首領に聞いても教えてくれないからさ」

「仕方ねぇ......テメェだよ、A」

“何故私の名前を知っているので?”

「だから、...手前なんだよ。、テメェ、が、天撃、を、打った」

“私ですか?...生憎と私貴方達とは今初めて意思疎通をとったので”

「お前の容姿を当ててやろうじゃねぇか......光の当たり具合で色を変える紫の髪に、頭の上に光輪、背中からでは無く腰から生えている羽」

“何故...?”


私は..............私は、...?

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作者名:菁蓮 | 作成日時:2019年1月22日 15時

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