[38] ページ10
........。
“何故黙ったので?”
“まぁ、別に良いのですが、...始めますね?”
“最近の私の趣味に、黒社会の情報収集が有るのですが、”
“過去最悪の被害を出した竜頭抗争なる物に今、手を着けているのですが”
“纏めていく内に、辻褄が合わないところを見つけまして”
“その不自然さは...貴方達の周りで一番多い事に気付きまして”
“、........ただ、竜頭抗争が終わると共に
“おや?貴方達両方に関わっていたと推測しましたが、......包帯の方は知らないので?”
紙に唯書き連ねられる言葉
唯の言葉なのに其れは中原の心を銃弾より早く、ナイフより深く抉った。
「......中也...?」
知らねぇのは良いよな...、太宰。
“仮に、その人物をAと置きましょうか?”
“中原幹部が破壊した事になっている塔や...地面。...貴方の異能では直線上の破壊は難しいのでは?”
こじつけなのは分かってんだ。
“『天撃』....らしい物を打てる異能力者。......特務課の資料にも載っていないので...貴方達だけが頼みで、......教えて頂いても宜しいでしょうか?”
...マフィアの全力を使って消したからな。
「中也。...実はさ、私も気になってたんだよね。首領に聞いても教えてくれないからさ」
「仕方ねぇ......テメェだよ、A」
“何故私の名前を知っているので?”
「だから、...手前なんだよ。、テメェ、が、天撃、を、打った」
“私ですか?...生憎と私貴方達とは今初めて意思疎通をとったので”
「お前の容姿を当ててやろうじゃねぇか......光の当たり具合で色を変える紫の髪に、頭の上に光輪、背中からでは無く腰から生えている羽」
“何故...?”
私は..............私は、...?
81人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菁蓮 | 作成日時:2019年1月22日 15時