青年は少女だった(バータ＋ジース) ☆森田菜々子様リクエスト ページ3
｢コイツが隊長が言ってた男か｣
そう腕を組みながら青年を見下ろすのは、赤い肌に整った顔をした白い長髪の男だった。
側には青色をした長身の男もいる。何れも人間ではなかった。
青年は鎖で腕を縛られ、自由を奪われたまま地下室に投げ込まれている。
たった一人でフリーザ軍に歯向かった、蛮勇溢れる青年。
ギニュー隊長に捕獲され――まあ、今に至る訳である。
｢どうやって乗り込んできた。坊や｣
｢何処かに協力者がいるだろ？｣
そんな二人の問い掛けに、青年は｢知らない｣の一点張りだ。
こんな問答を、かれこれ数分は繰り返しただろう。
いい加減に青色の男が声を荒げた。
｢小僧。素直に言ったほうが身のためだぜ？
ほうら…俺たちは危ない奴等なんだからな！｣
そう言いながら、青年の腹部を思い切り蹴り上げ――後ろの壁に吹き飛ばした。青年が痛みに悶えるように身を縮めた。
――その時、たまたま彼の服が青色の男の攻撃によって破けていた。
破けたぶかぶかの服の下には、男とは到底思えない身体があったのだ。
｢おいバータ！その野郎は…｣
赤い男がそう青色の彼に問い掛けながら、青年と思われていた人物に近付く。
良く良く身体を触って、確認してみた。
｢なんだ、ジース｣
｢こいつは、男じゃねえ｣
｢は？｣
そして、赤い彼は整った顔を綺麗に歪めるように口角を持ち上げた。
｢こいつは、女だ｣
青年から少女へ。
彼から彼女へ。
女だと分かれば、口の割らせ方など幾らでも存在した。
バータとジースは、お互い顔を合わせて悪人よろしくの笑顔を浮かべる。
震える青年"だった"者の上に、乱暴に組敷いた。
｢じゃあ、口を割らせようか？｣
『青年は少女だった』
少女は勇気ある青年に化けた。
そして二人の狼に――？
振り向かないように、君だけを見るんだ！(悟空×ヒット) ☆アガナ様リクエスト→←神様ポッキーゲーム！？(ザマス＋ビルス＋アナト＋ロウ) ☆レイ様リクエスト
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かぁびぃ(駄作者)(プロフ) - シャルアさん» ありがとうございます！！駄作者は、10月の中旬に受験があります。今から出来ることをやり抜きたく思ってます(^o^)問題は合格した後の独り暮らしとか言えない(笑)▼シャルア様なら大丈夫ですよ！画面の向こうからですが、全力で応援しています！ (2017年9月24日 21時) (携帯から) (
レス) id: 87e86307e6 (このIDを非表示/違反報告)
シャルア(プロフ) - 私も受験です。受験頑張ってください！！きっと大丈夫です！！私は一期無理と即答されましたが！ (2017年9月24日 20時) (レス) id: c6ec30f591 (このIDを非表示/違反報告)
かぁびぃ(駄作者)(プロフ) - レイさん» 足良く当作品に来てくださってありがとうございます！！受験日も間近に迫ってきて、リアルはなかなかドタバタしておりますが、時間を見付けて更新を続けれたらなと考えてます！親切なコメントありがとうございました！胸が熱くなるようです。 (2017年9月21日 20時) (携帯から) (レス) id: 87e86307e6 (このIDを非表示/違反報告)
かぁびぃ(駄作者)(プロフ) - 森田菜々子さん» ありがとうございます！良ければこれからも、あちらの日替わりを宜しくお願いしますね！！ (2017年9月21日 20時) (携帯から) (レス) id: 87e86307e6 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 更新来てたー！かぁびぃさんて受験生だったんですね。忙しい中、更新ご苦労様です。これからも応援してます！勉強頑張ってください！ (2017年9月21日 20時) (レス) id: a426b25ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぁびぃ(駄作者) | 作成日時：2017年9月8日 16時
