サボり魔娘は真選組にてかなりユルユルの日々を送っています。 (ページ18)

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入れ替わりネタってベタだけど書くの難しい。by作者　－姫side －ページ18

ーーーー伊吹姫side ーーーーーー

私は今、真選組にいます。
保護された…というわけではなく
真選組の女隊士として。

突然現れた私そっくりのAと名乗る女隊士さんは
無理を言った私になぜか、こんなことを持ちかけてくれました。

「それは、立場を交換するんです。
入れ替わるって言ったほうが早いですかね。
２日間の間、私が伊吹姫として
そして伊吹姫が真選組隊士、Aとして。
そして２日目に，
警護についた真選組のバカどもの隙を突いて元に戻るんです。
大丈夫。警護の緩いところは知ってますから。

・・・どうします？のりますか？」

私は気付いたら「はい」と返事をしていて。

・・・・・しかしながら。

服を交換して、お互いの周りの人間との関係などを
軽く教えあったのちに
言われた通り角の所で待っている
【土方さん】という方と合流した途端

「てんめえ・・・・・・・・
いつまでトイレしてんやがんだこのくそがキイイイイイイイイ！」

・・・見たこともないような恐ろしいお顔で怒られてしまいました。
本当に怖かったです。怖すぎます。
Aさんが《怒ってるかも》とはおっしゃってましたがここまでなんて…
いったい何をなさったんでしょうか？Aさん。

それとあとひとつ、非常に気がかりなことがあるのです。

それは、隊士さんたちの写真を見せていただき、
呼び方などを教えてもらっているとき・・・

｢これが土方十四郎。副長って呼んでます。
こっちが沖田総悟。呼び方は沖田です。
この二人は私の天敵・・・・
いえ、私をいつもいじめる悪い奴らです。
たぶん喧嘩売ってくると思うので、
姫さまも散々アホとか馬鹿とか言っちゃって大丈夫です。

・・むしろ言っちゃってください。
死ねとかも連発でお願いします。

・・・・・そのほうが怪しまれません。」