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3話 ページ4

貴方side



 目が覚めると、気を失う前に見た




 松陽に銀時と呼ばれていた男の子がいた




 目が覚めたわしを見て、一瞬だけ驚いたような表情だったが




 すぐにこの部屋を出て行った



 しばらくすると、松陽と一緒にその銀時というやつが来た



貴方「あ、しょ・・・」



 危ない、もう少しで言うところだった




 松陽



 と




松陽「どうかしましたか?」



 松陽は、心配そうにこちらをみて言った



貴方「いや、なんでもない。」



 松陽は少し心残りのありそうな顔だったがそれ以上は聞こうとはしなかった



 だが、



銀時「そういや、お前



  なんて名前なんだ?」



松陽「その前に、自分から名乗るのが礼儀、ですよ?



  銀時。」



 まあ、知っているんだが



銀時「坂田銀時だ。」



貴方「日南谷・・・A、だ。」



銀時「何で、血まみれだったんだ?」



 わしは少し考えた


 その答えは



貴方「まだ、言わない。」


 銀時が少し不機嫌になったように見えた


銀時「なんでだよっ。」



 すると、松陽が口を開いた



松陽「銀時、Aちゃんも聞かれたくない事があるのですから


  深入りしてはいけませんよ?」


 松陽が銀時に何か言っている最中



 わしは、外の紅葉を見ながらいつここを出ていくか考えていた



 すると、松陽が声をかけてきた



 お腹が空いているか聞かれたが



 正直言って空いていない



 だから、空いていないと言ったら



 夜ご飯は食べないとダメだと言われた



 そういうと



 松陽と銀時は部屋を出た









貴方「ほんと、



  お前は変わらないな




  ・・・松陽。」


 多分、その時



 わしは笑っていたと思う

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作者名:rinngo | 作成日時:2015年11月30日 18時

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