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11話 ページ12
高杉と銀時とのことがあったあの日から高杉は毎日来るようになった
うるさいから
わしは、外に散歩に出ていた
猫の姿で
そして、あちらこちらの家の屋根の上や日当たりがいいところでゴロゴロした後
もうそろそろ帰ろうかと思い
帰る道の途中
一匹の茶虎の猫が二匹のカラスに囲まれていた
だが、その猫は逃げようともせずただ一点を見つめていた
その見つめていたのはわしだった
わしは、そいつを助けてやろうと思い人間の姿になりカラスを追い払ったが
カラスはしつこかった
わしらの上でずっとそらを飛んだり、木の枝にとまったりしてわしが
どこかに行くまで待っていた
わしは、仕方なくその茶虎の猫を抱え
松下村塾へ向かった
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作者名:rinngo | 作成日時:2015年11月30日 18時