睡眠不足は色々と敵 ページ17
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そこからまた数ヶ月経ち、俺は無事、高専を卒業した。高専の制服から黒い着物へと変わった。
フリーの特級呪術師の誕生だ。
それでも可笑しなもので、俺の方へ舞い込んでくる任務の量は高専の頃と変わらない。寧ろ多くなっている。少しくらいは減ると思ったんだけどね。
あんまり依頼任務が多いもんで、拠点は変わらず東京高専にしてある。
夜蛾先生に頼んだら快く許可してもらった。それでも俺は深夜の帰宅が多いので、生徒とすれ違うことは滅多に無い。あと生徒にレアキャラ扱いされてると耳にした。
俺＞＞＞＞＞＞＞＞超えられない壁＞＞＞＞＞＞＞四葉のクローバー
みたいな構図らしい。
アホか？
「………ネオンのライオンはクライアント至上主義。アラカントの次はアラベスク？ンゴロンゴロ国立公園、
干支とエトセトラ飛行物体認識の経過発表にキャシーが笑った。四葉のクローバーは俺の下。
トマト色タランチュラにハッピーシュガーはどういった？菅原道真。失敬？血系？違うミトコンドリア」
「千崎、お前何徹目だ」
「赤イカに夜蛾センセ。知らんよ。寝た？アハアハハハハハハハハハハ」
頭が回らないし何を言ってるのかも分からなくなってきた。
ハイ契約書、と夜蛾先生に紙を渡して、ラリった頭でスライド扉に手を掛ける。
扉は木っ端微塵になった。
職員室の事務員達が、甲高い悲鳴を上げた。
思わず「…うそォ」と口に出す。
行き場の無い手をどうしようかと考える。
…叫びたいのはこっちだよ。
どうしようね。ほんと。
「……あー、えと、修繕費出すね。ごめんね、事務員さん。怖がらせた、ホント、俺のミス」
振り向いて言えば、先生の手から書類が勢いよくドササササッッと落ちていくのが目に入った。
俺が人差し指をクイと曲げると、大量の床の書類が浮いて俺の手元へと来る。
書類を全て手元に集めると、近くの机でトントンと角を揃え、「ハイせんせ。落としちゃ駄目よ」とにっこり笑って手渡した。
上手く笑えず、顔は引き攣った。
先生は俺の手を見。木っ端微塵の扉を見。
「……机に置いてくれ」と俺に言った。
やっぱ手渡しは怖いのかもしれなかった。ホントごめんね。
「…うん、センセ、俺寝るわ」
「………そうしてくれ」
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甘木 - あっっっっっなんか可愛い生き物がいる… (2022年2月22日 20時) (
レス) @page21 id: f8e0e8f1cf (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - あぁ、、、やっぱり好き、、、真希ちゃん真依ちゃん最高、、、 (2022年1月31日 0時) (レス) id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
一般人 - なんて面白いの・・・！感動！← (2022年1月30日 18時) (レス) @page18 id: 9f6ba63dfd (このIDを非表示/違反報告)
あき。＃ぷりん(プロフ) - あぁ〜もう好き！！！！！！！更新ありがとうございます！ (2022年1月30日 11時) (レス) @page12 id: bff8d73ccb (このIDを非表示/違反報告)
あほ - やったぁぁぁ！！！新しい話だぁぁぁ！！ (2022年1月29日 19時) (レス) @page10 id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
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