正義感 ページ6
スミレ視点
カルムやAが戦っていたほうは、もう決着がついた。一方、あの金髪の人とトオルが戦っている方は、まだ交戦中だ。
「ねぇ、なんでスミレがそっちにいるの・・・？」
ス「・・・なんでだろうね」
Aから顔をそむけるようにしてそういった。
「フレア団のしてること、分かってる・・・？」
ス「うん」
「じゃあなんでッ！」
Aが泣きそうな声で、必死に私に問いかけた。カルムは、そんな様子の私たちをじっと見ている。
ス「・・・私なりの、正義感かな」
必死に言っているAを、切り捨てるように言い捨てる。でも、こんなことじゃきっと・・・Aはへこたれない。分かってるよ。
「スミレの中じゃ悪が正義なの！？」
ス「フレア団が悪いって決まったわけじゃないでしょ？フレア団から見れば、正義は私たちで悪はそっちなんだからさ」
カ「・・・じゃあ、スミレさんの中での正義は・・・自分たち以外、ポケモンも、アンタの友達のお隣さんさえも消えさることを言うの？」
どこか低いカルムの声。その声は、やはり怒っているのだろう。ここで『はい』と答えたら、きっと・・・。
ス「・・・どうだろうね」
ふっ、とはぐらかすように笑い、社長と向き合った。
ス「フレア団幹部として言います。貴方には、私たちのために働いてもらう義務がある」
社長「こ、断るっ！」
ス「あなたがここで頷けば、すべてがうまく行く。私たちのために、世界のために、どうぞ安心して首を縦に振ってください」
『私たち』のために、もっと頑張って。私の正義のために・・・・。
「スミレっ！！」
いきなり後ろから、Aの声が弾むように飛んでくる。その直後、Aに胸ぐらをつかまれた。
「今までの頑張りは！？努力は！？ポケモンに向けてきた愛情はどうなるの！」
耳を劈くようなAの声。ゆさゆさと私の身体が揺さぶられる。
ス「・・・どうなるのかな。でも、作戦がうまくいけば全部安心できるの」
「作戦っ・・・！？フレア団以外消し去るっていう！？その作戦が終わって何が残るのよ！」
バトル直後だからか、バトルスイッチの入ったままのA。いつもの優しげな笑顔を浮かべるAとは、まったく別人の様が気がしてる。
ス「あのね、A＿＿＿」
ぐっ、とAを近づけて、耳元でボソボソと私のことを言ってあげた。
望むことを、全部。
すると、Aは、膝から崩れ落ちた。
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ゆず - これ見てたら凄い和みます！ (2016年3月12日 0時) (
レス) id: 93cd75fbbf (このIDを非表示/違反報告)
珠里瑠@N(プロフ) - mikuさん» ちがうわよん！((← スミレちゃんは決して嫌いではないわよ！でも、スミレちゃんとトオルくんなら、トオルくんが好きよ((はぁと←← スミレちゃんだってかわいいしかわいいしかわいいし((ry← (2014年4月7日 19時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 珠里瑠@Nさん» なんで英語にしたん？ｗ チクショーこっちは部活だって言うのによぉ（（ それスミレちゃんを貶してるってことでおｋ？← 私はオリキャラ全員に愛着持ってるのよ（（ (2014年4月7日 8時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
珠里瑠@N(プロフ) - mikuさん» そうかそうか。今日Australiaから帰るわ。← 最近思うこと。なぜトオルくんよりスミレさんの方が人気がたかいっ！← (2014年4月7日 3時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 綾風サクラ＠チャリア信者なのだよ←さん» 嫉妬じゃなくない？それｗ (2014年4月6日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reddonau/
作成日時：2014年2月16日 21時
