ミハクと僕の話。 ページ21
マサヤ視点
・・・ミハクの話通り。Aって子は面白い子だ。
マ「引っ張ってあげるから、安心して立ってていいよ」
「何から何まで有難うございます」
白い息を吐いて、僕にお礼を言った。そのまま、深くお辞儀をする。律儀な子だなぁ、と思いながら、Aの手をぐいっと引っ張った。
すると、すいーっと氷の上を僕たちの身体が移動する。・・・ここはいつ来ても楽しいな。
「ふぉおおおっ・・・！！」
後ろを少し見ると、なぜか目を輝かせているAの姿が見れた。ちょっとしたことで目を輝かせるほど、純粋な子なんだなーと率直に思う。
「すごいすごいっ！」
マ「これが普通だからね？」
「う・・・っ」
僕がそういうと、Aは言葉を詰まらせたように黙り込む。それがおかしくて、少し吹き出すと、Aが怒ったのか、握っている手に少し力が入った。
・・・そういえば、Aの手は、ミハクの手の温度とよく似ている。
ふと昨日のことを思い出して、顔に熱が集中する。
「ま、マサヤさん？」
マ「えっ！？な、に？」
「・・・顔も耳も真っ赤ですけど・・・」
Aが困ったようにそういった。これはなんでもない、と必死に弁解して、洞窟の奥へ奥へと進む。
＿＿＿僕がフレア団じゃなければ、この子にもっと旅のこととか教えられたのに。
「何かあったんですよね〜？だからピカチュウの頬っぺたみたいに真っ赤に・・・」
マ「・・・正直、ね？み、ミハクのこと思い出して・・・」
ぼそぼそとした声でそうつぶやくと、Aの瞳がさらに輝いた。
「ミハクさんのこと、ですか？」
マ「う、うん・・・」
「やっぱり好きなんですよねっ！大人の恋ですねっ！？」
その勢いに押されてか、僕の口は自然と動く。もしかしたらAの雰囲気がおのずと僕自身を素直にしてくれてるのかも。
マ「・・・ずっと前から好きだったんだ。もちろん、今もね」
「うわぁ〜・・・素敵・・・」
マ「・・・聞きたい？僕達のこと」
「はいっ！そりゃあもうすごく！」
洞窟を歩く足を止める。それに合わせて、Aもピタリと動きをやめた。
・・・人に、正直に僕の心の内を話すなんて、ミハク以外に久しぶりだ。
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ゆず - これ見てたら凄い和みます！ (2016年3月12日 0時) (
レス) id: 93cd75fbbf (このIDを非表示/違反報告)
珠里瑠@N(プロフ) - mikuさん» ちがうわよん！((← スミレちゃんは決して嫌いではないわよ！でも、スミレちゃんとトオルくんなら、トオルくんが好きよ((はぁと←← スミレちゃんだってかわいいしかわいいしかわいいし((ry← (2014年4月7日 19時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 珠里瑠@Nさん» なんで英語にしたん？ｗ チクショーこっちは部活だって言うのによぉ（（ それスミレちゃんを貶してるってことでおｋ？← 私はオリキャラ全員に愛着持ってるのよ（（ (2014年4月7日 8時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
珠里瑠@N(プロフ) - mikuさん» そうかそうか。今日Australiaから帰るわ。← 最近思うこと。なぜトオルくんよりスミレさんの方が人気がたかいっ！← (2014年4月7日 3時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 綾風サクラ＠チャリア信者なのだよ←さん» 嫉妬じゃなくない？それｗ (2014年4月6日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reddonau/
作成日時：2014年2月16日 21時
