【ポケモンXY】 君はいつだって １３

カメックスＶＳメガフシギバナ ページ8

貴方視点

プ「へぇ・・・A！やっぱり君はすごいよ！」

「えへへ、有難うございます」


プラターヌ博士がリザードンをしまいながら、次のボールを投げる。次のポケモンはカメックスだ。



「カメックスだから・・・フシギバナ！行ってらっしゃい！」



マリルリをボールに戻して、フシギバナをボールから出す。ドシン、という着地の音と共に、勇ましいフシギバナの鳴き声が響く。



「フシギバナ！メガシンカ！」



久しぶりなその感覚は、やっぱりいつまで経ってもワクワクする。フシギバナが光に包まれて、限界を超えた進化を遂げる。


プ「メガシンカ・・・素晴らしいよ。カメックス！ロケット頭突き！」

「フシギバナ、花吹雪！」




花吹雪が、ロケット頭突きを決めようとしたカメックスに直撃する。カメックスはスピードが遅いけど、ガードが堅い。着実にダメージを与えていかなきゃ。



「そのまま、花びらの舞！」

プ「てっぺきから、もう一度ロケット頭突き！」



てっぺきで硬くなった体がフシギバナに向かってくる。成程・・・防御技を攻撃にいかしてくるなんて、やっぱり博士は頭がいい。


けど・・・当たらなければ意味はない。ロケット頭突きが決まる前に、花びらの舞がカメックスを捉えた。



カメックスは後ろにぶっ倒れる。



「流石メガシンカ・・・技の威力は流石だよ！」



後ろからフシギバナに抱き着くと、フシギバナはしっかりと受け止めてくれた。その後メガシンカ状態が解けて、普通のフシギバナに戻った。



「お疲れ様、フシギバナ！」




フシギバナはメガシンカした後も可愛いけどしてなくても可愛い。そんな私たちの様子を見て、博士はただ笑っていた。

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