博士と待ち合わせ ページ5
貴方視点
「到着っ・・・!」
マフォクシーの指示のおかげで、なんとか日が暮れるまでにレンリタウンに到着できた。時間は夕方で、少し遅めだけど。真夜中にならなかった分マシだ。
「博士はどこに居るんだろう・・・マフォクシー、分かる?」
マフォクシー『真っ直ぐよ。ここから真っ直ぐ』
「分かった!」
マフォクシーに言われるままに進むと、そこにはプラターヌ博士の姿が。流石私のマフォクシー。
「遅くなってすみません、博士」
プ「いいんだよ。急に呼び出して悪かったね!」
博士が笑顔で私のことを迎えてくださる。そして、急に真面目な顔になった。
プ「フラダリさんのこと、君に謝らなければならない。本当に申し訳なかった」
「そんな・・・博士が悪いわけじゃ・・・」
博士が私に頭を下げた。私が慌てていると、博士がいきなり顔を上げる。
プ「そして、有難う!世界のポケモンや皆の事、心から感謝しているよ!」
「・・・はい!」
プ「フレア団を止めたことで、君はフラダリさんも救ったんだ!」
博士が私に笑顔を向けてくださる。私は、博士に笑顔を返した。
プ「・・・彼が美しい世界を望んでいたのは知っていた。ポケモンも人も、増え続けると世界は行き詰るかもしれない。そのとき誰かが欲張れば、他の誰かの取り分は減る」
博士は私に背を向け、数歩歩く。そして、ピタリと歩みを止めた。
プ「だけどね。そんなやり方では、最後はモノがなくなり奪うことすら出来なくなるよね・・・己のエゴを捨てて全てを導き高め合う・・・真の進路を追い求めるよう、意見をぶつけ合わなかった僕の責任でもあるんだな」
私の方をくるりと振り向いた博士は、いつも通りの笑顔を浮かべていた。それで、私はピンとくる。
プ「さてと・・・A。キミたちが旅で得たすべてを、僕にぶつけるのだ!」
「はいっ!」
博士はやっぱり変わらない。唐突にバトルを始めるところとか。
でも、トレーナーなら言葉よりもバトルで語り合うべき。私の旅で得たすべてを、博士に知ってもらおうじゃないか。
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natsu(プロフ) - mikuさん» あ、わかったー。((゚*。ァリガトネェ。*゚))p∀`o)-☆ (2014年8月24日 10時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - natsuさん» あ、そういうことか。画像の乗せ方ってよくある質問にあるはずだから探してみたら?のってなかったら、多分調べたらでてくるだろうし (2014年8月23日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - mikuさん» いや、レスの通知は来てたんだけど… (2014年8月23日 22時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - natsuさん» うん?どうした? (2014年8月23日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ごめんmikuちゃんよ。← しばらく来てなかったからレスが消えて…(´・ω・`) (2014年8月23日 22時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miku | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reddonau/
作成日時:2014年7月29日 22時