検索窓
今日:38 hit、昨日:2 hit、合計:92,687 hit

相応しいとか、相応しくないとか。 ページ40

貴方視点

「で・・・会いたいって、どうしたの?」


 スミレを窓の外まで迎えにいって、ちゃんとドアから入ってもらう。紅茶の入ったティーカップを2つ用意して、1つをスミレに渡した。


ス「ありがとう」



 少し微笑んで紅茶を受け取るスミレ。あぁ、朝から可愛い。



ス「話を、したかったの。とても大事な話」

「話?」



 スミレの正面に座って、スミレをじっと見る。スミレは、目を伏せていたけど、何かを決心したかと思うと私を見て口を開いた。



ス「・・・貴方の、お隣さんは・・・今のカルムには、務まらない。と、思う」



 少し言い辛そうに、でもしっかりと私を見てそういう。私には理解できなくて、首を傾げた。



「どういうこと?」

ス「カルムは貴方を傷つけた。フレア団の基地での行動・・・私は、あれが許せない。Aは私の大事な友達ですもの」



 少しだけムッとした表情でそれをいうと、スミレが紅茶を一口飲む。その姿も、大変絵になっていた。そのせいか、それともスミレの言葉のせいか。一瞬頭が真っ白になった。



「傷つけたって・・・」

ス「Aを置いて、ほかの友達を追いかけたって聞いた。それに、あの金髪に任されたハズなのに、それをさらに追いかけた子に預けたってことも聞いている。私は、それに納得がいかないの」



 スミレの声のトーンが少しだけ低い気がする。多分、実際に低いんだろうけど。

 私は、スミレの言葉を聞いてニッコリと笑う。



「スミレ。心配してくれてるの?」

ス「笑ってる場合じゃない。A、貴女は少なくても傷ついた。違う?」

「いやぁ、違くないけど・・・」



 紅茶を一口飲む。それから、もう一度スミレに向かって笑顔を向けた。



「私のお隣さんは、カルムだけだよ。相応しいとか相応しくないとか、関係なくさ」



 それを聞くと、スミレは目を見開く。それから、不満そうな表情を浮かべていた。



----



http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/8/c/e8c60c397e86b36542e7456cfbc9f828.jpg


↑専属絵師様のメイ様がリュカさんを描いてくださりました!リュカさんマジ天使((

言えなくてもどかしい→←可愛いは正義



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
116人がお気に入り
設定タグ:ポケモン , XY , miku
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

natsu(プロフ) - mikuさん» あ、わかったー。((゚*。ァリガトネェ。*゚))p∀`o)-☆ (2014年8月24日 10時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - natsuさん» あ、そういうことか。画像の乗せ方ってよくある質問にあるはずだから探してみたら?のってなかったら、多分調べたらでてくるだろうし (2014年8月23日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - mikuさん» いや、レスの通知は来てたんだけど… (2014年8月23日 22時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - natsuさん» うん?どうした? (2014年8月23日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ごめんmikuちゃんよ。← しばらく来てなかったからレスが消えて…(´・ω・`) (2014年8月23日 22時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miku | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reddonau/  
作成日時:2014年7月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。