【ポケモンXY】 君はいつだって １３

気の合う友達 ページ32

貴方視点

「マリルリ！いってらっしゃい！」


　マリルリのボールを投げて、マリルリを戦闘に出す。着地したマリルリが私の方を振り返って、ニコリと笑った。守りたい、その笑顔。



「ああああ超可愛い！ｂｅｒｙｐｒｅｔｔｙ！超cute！その流れで波乗り！」



　私の本音が出てしまったような気もするが、技の指示もしたからセーフ。セーフだ。



ト「空に避けて、超音波！」

「滝登りで回避！」



　最近、私はこんな行動を覚えた。滝登りって本来滝を登るための技だもんね。それ利用したら技だって避けられるはず。



「そこから攻撃、さらにハイドロポンプ！」



　勢いのついたまま滝登りをきめて、次にハイドロポンプを決める。ハイドロポンプの威力で、両方が後ろにとんだ。

　プテラはその辺の岩にたたきつけられて、マリルリは無事地面に着地する。そんな完璧なところもマジ天使私の最高のエンジェル・・・。



「ラストッ、なみのり！」



　叩き付けられて身動きの取れないプテラに、波乗りを決める。そのまま戦闘不能になったプテラを、トロバがボールに戻した。



ト「流石ですね・・・次は、フラージェス！」




　フラージェス。…確か、フェアリータイプだったような。フラベベの最終進化形のはず、だよね。



「フェアリータイプだから・・・フシギバナだね！」




　タイプ相性的に、フシギバナが妥当だろう。そんなフシギバナを見て、トロバがスッと挙手をする。そして、輝く瞳を私に向けながら口を開いた。



ト「あのっ、メガシンカしたフシギバナを後でじっくり観察してもいいですか！」

「うん！いいよいいよ！！」



　そんなやりとりを見た横の２人も、同じようにメガシンカが見たいと騒ぎ始める。・・・やっぱ、楽しいな・・・。

長いないしょばなし→←バトル後の楽しみが増える

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す