【ポケモンXY】 君はいつだって １３

バトル後の楽しみが増える ページ31

貴方視点

「よーし！アブソル、行ってらっしゃい！」


　アブソルをボールから出す。ボールから出て着地し終わったアブソルが、一瞬だけ私の方を見てすぐに前を見る。


　あの無愛想なところも可愛いッ・・・！



ト「ライチュウ！」



　トロバのポケモンは、ライチュウ。ピカチュウの進化形だ。アブソルの攻撃力を上手く活用していけば倒せるだろう。



「アブソル、つじぎり！」

ト「近付いてきたところにほっぺすりすり！」

「悪のはどうで吹き飛ばして！」



　トロバは策士だと思うから、十分に気をつけなきゃ。

　アブソルの悪の波動で吹き飛んだライチュウが起き上がる。そして、アブソルと睨みあった。



ト「１０万ボルトッ！」

「ふいうち！」


　相手が攻撃技なら、ふいうちで必ずこっちが先に攻撃を出来る。それを利用して、１０万ボルトを回避＆攻撃だ。

　アブソルの高い攻撃力のせいか、ライチュウはそれで倒れる。私の足元に戻ってくるアブソルを一撫でしてからボールに戻した。



ト「うぅ・・・次はプテラ！」

「プテラ！？」



　化石から戻ったポケモン・・・だったはず。珍しいポケモンを見れて、私のテンションは最高潮だ。



「トロバ！後でプテラ撫でてもいい！？」

ト「あ、はい！」

「やったぁ！」



　バトル後の楽しみがどんどん増える。そんな私たちのやりとりを見て、横の２人が笑っていた。


サ「A〜。今すっごい幸せそうに笑ってるよー！」

「だって本当に楽しみなんだもん！」



　自分でもわかるくらい笑顔を浮かべながら、次のポケモンのボールを手に取った。

気の合う友達→←ー番外編ー　皆の手持ちポケモンの技・特性まとめ　２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す