【ポケモンXY】 君はいつだって １３

手加減なし ページ21

貴方視点

サナは可愛いし天使だし所々イケメンだし、私の大事な大事な親友だ。あの花火を見た時に、そう約束した。でも、バトルは絶対に手は抜かない。手加減は相手にとって失礼な行為だから。


「フシギバナ！ソーラービーム！」



フシギバナが、力をため込む。勿論その間、その場からは動けないから攻撃を受けるリスクもあるけど。私のフシギバナなら、それも耐えれるはずだ。



サ「エネコロロ、だましうち！」



エネコロロが近づいてきた瞬間に、フシギバナの力がたまる。今日はいい天気だから、力をため込む時間も少し短かったな。



「よし！いけぇっ！」



フシギバナが放った強力なソーラービームが、エネコロロに直撃する。エネコロロは大きく後ろに吹っ飛んで、岩にたたきつけられて戦闘不能になった。



「よし！ナイス！」

サ「お疲れ様。次、ヌメルゴン！」



ヌメルゴンというポケモンを初めて見た。図鑑を確認してみると、ドラゴンタイプだということが分かる。



「ドラゴンタイプ・・・だから、ニンフィアだね！」



フシギバナをボールに戻して、ニンフィアを出す。ニンフィアを見たサナが、パァッと明るい笑顔を浮かべた。



サ「可愛いっ・・・！これ終わったら撫でさせてね！」

「うん！いいよ！じゃ・・・ニンフィア！ムーンフォース！」




ニンフィアがムーンフォースの技を出す。可愛いけど美しい面を持っているというところをもっと知ってもらいたい。



バトルは競うためだけのものじゃない。私の場合、愛するポケモンの自慢だってバトルでする。トレーナーは、バトルでだって語ることができるから。

熱いボール→←気合十分

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す