美少女系イケメン女子 ページ19
貴方視点
草むらをかぎ分けて、トレーナーさんとバトルをする。流石にここら辺になるとトレーナーさんの実力もあって、一回一回のバトルにかける時間も少しずつ長くなっている。
「やっぱり、皆強くなるんだよなぁ・・・」
初めの方と比べると、本当に強くなったと思う。旅を始めたばかりの私は、モンスターボールすらまともに投げられなかった。あの時は、カルムに何度も助けてもらったっけ。
いろんな人に助けられてきて、現在の私が居る。助けてもらえなかったら、多分私はここにたどり着く前にトレーナーを諦めていただろう。
「・・・旅が終わったら、助けてくれた人皆にお礼言いに回ろうかな。うん、そうしよう」
ボソボソと1人ごとを呟いていると、とても長い橋があることに気付く。かなりの高さだけど、下を見ないようにすれば・・・何とか・・・。
恐る恐る橋を渡り始める。一歩前に進むごとに恐怖感があるけど、進まなければ次の街にはいけない。
「くっ・・・最難関だ・・・」
ロープにしっかり捕まってはいるものの、横から吹いている風が強い。橋が若干揺れるところも怖くて、速く渡り切ってしまいたい。何とか真ん中あたりまで来ると、後ろから私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
「A!」
の可愛らしい声は恐らくサナ。後ろを振り向くと、何のためらいもなくサナが橋の中央まで走ってきた。私が今まで15分かけたものを、たった15秒で。
「・・・サナってさ、可愛いけど所々でイケメンだよね・・・うん・・・好きだよそういうところ・・・」
「え!?あ、有難う?」
その後、高いところが怖いと伝えるとサナが私の背中を押して、橋を渡りきったところで話を始めてくれた。
私は、そのやさしさが嬉しくて、とにかく橋を渡り切ったということにホッとしている。
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natsu(プロフ) - mikuさん» あ、わかったー。((゚*。ァリガトネェ。*゚))p∀`o)-☆ (2014年8月24日 10時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - natsuさん» あ、そういうことか。画像の乗せ方ってよくある質問にあるはずだから探してみたら?のってなかったら、多分調べたらでてくるだろうし (2014年8月23日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - mikuさん» いや、レスの通知は来てたんだけど… (2014年8月23日 22時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - natsuさん» うん?どうした? (2014年8月23日 22時) (レス) id: 38fa76f22b (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ごめんmikuちゃんよ。← しばらく来てなかったからレスが消えて…(´・ω・`) (2014年8月23日 22時) (レス) id: 820939c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miku | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reddonau/
作成日時:2014年7月29日 22時