【ポケモンXY】 君はいつだって １３

メッセージ ページ12

貴方視点

宝探しを初めて少ししてから。全然宝物が見つからないことから、私はあることを思いつく。


「マフォクシー、もしかして博士の宝物って見えない道具？ダウジングしてみようかな」

マ『そうね』

「・・・これは・・・違うかな。これも・・・宝物っていうにはちょっと物足りない・・・」



しかし、ダウジングしても普通の道具しか見つからない。



「一体！どうしたら見つかるの！？」

マ『それを見つけて楽しむのが宝探しじゃないかしら』

「そうだよね！流石マフォクシー正論！」



そして、マフォクシーの正論にきゅんとする。私たちは色々頑張っていた。



「見つかんない」



ダウジングをしながら駅の階段を登った。そこで見つけた道具も、恐らく博士のものではない。



「あれから結構探したよなぁ」



博士とバトルしたのが夕方なだけあって、今はもうトップリ日が沈んでいた。先ほど回復した時に部屋をとったのは、間違いじゃなかった。


「あー・・・」



駅のソファにパタリと倒れこむ。そして、偶然見たソファに美しい文字で何かが書かれていることに気付いた。



「あぁああああ！？」

マ『きゃっ！？何よ！いきなり大声出して！』



私の後ろについてきていた手持ちの皆、全員がビクリとする。私の大声で驚かせてしまったことに一度謝ってから、ソファの文字を指差す。

皆がソファに一気に群がって、かえって見えないようだったので私が口に出して読み上げる。




「『これを読んでいるきみへ。いま、どんな風になっていますか？なりたい自分になっていますか？そもそもなりたい自分って、どんな自分ですか。わからないけれど楽しく生きている。そう胸を張っていえるような毎日だとすばらしいよね。未来のプラターヌへ。未来を夢見るプラターヌへ』・・・だって」



どうやらこれは、過去の博士から未来の博士へのメッセージらしい。




「・・・博士のメッセージ、ちゃんとかなったね」




今の博士は、胸を張って楽しく生きていると言い切れる人物だ。私がそういうと、皆も納得したようにうなずいていた。


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リア友が浴衣リュカさん書いてくれました！




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