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俺にはお前が必要で。
お前には俺が必要やと思ってたのに。
なんで俺の前から消えたんや…。A。
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「すばるくん。バイバイ笑」
す「は？何言うてんの笑
なんかの冗談？笑」
「ううん。今日でホントにバイバイだよ？笑」
す「待てって！なぁA！」
「今までありがとう。あなたが大好きだったよ。」
す「おい！」
「お仕事頑張ってね笑」
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す「ぅわっ！！！」
信「どうしたんや？！」
す「いや。」
章「だいぶうなされてたけど大丈夫？」
す「大丈夫や。」
またあの夢か。ここ最近ずっと同じ夢ばっかり。
あいつと別れた時の場面ばかりが流れる。
す「ちょっと外の風にあたってくるわ。」
信「大丈夫か？」
す「おう。すまん。すぐ帰ってくるしな笑」
章「気を付けてや笑」
ヒナたちに断りを入れて楽屋から出る。
スタジオから出て少し歩くと見える喫煙所。そこに入りタバコに火をつける。
す「Aと別れて3年か。早いもんやな。」
亮「あれ？すばるくん？」
す「おぉ。亮か笑」
亮「またタバコ吸いだしたん？笑」
す「まぁ。うん。」
俺の隣へ座りタバコに火をつける。
亮「Aちゃんと付き合っとるとき止めてたやん笑」
す「あの時はな。」
亮「まぁそうか笑
別れて3年やもんな。
もう吸うてもええくらいか笑」
す「そうやな笑」
亮「別れてから全く会ってないん？」
す「ないな。今どこにおるかもわからんし笑」
亮「連絡とかは？」
す「今更やろ笑
もしかしたらもう結婚とかしとるかもしれんし。」
亮「そうかな笑」
す「3年やからな笑」
亮「でもすばるくんまだAちゃんのこと好きやろ。」
す「はぁ？笑
なんで俺の前から勝手に消えたやつのことまだ好きやねん笑」
亮「見てたらわかる。」
す「ないない。ありえへんて笑」
亮「じゃあなんで指輪ずっとつけてるん？」
す「はぁ？」
亮「普段左手につけてるやんか。あの指輪Aちゃんとペアやんな？」
す「それは...」
亮「何年一緒にいてんの。
それくらい分かるって。隠さんでや。」
す「…。」
亮「なんかあったら言って？
力になれるかもやし。ほなね。」
そういって楽屋に戻っていく亮。
す「隠すな。か」
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作者名：慧梨 | 作成日時：2018年5月18日 4時
