∞23∞ ページ25
あれから飛行機に乗って音羽は、忠義くんとおしゃべりしてたけど眠くなったみたいで忠義くんの膝で寝ちゃった。
他のみんなも朝早かったからか音羽が寝てすぐに夢の中。
だから今、起きてるのは私とすばるくんだけ。
す「A。」
「なぁに？」
す「この三年間ほんまにごめん。」
「なんで謝るの笑」
す「やってさ。出産のこととか、音羽のこと全部、A一人にさせてもたし。」
「章大くんと隆平くんが助けてくれたよ？」
す「それはそうやけど…。」
「もう。そうやって気を遣うところ、ほんと変わんないんだから笑」
す「///」
「これからはすばるくんも助けてくれるでしょ？」
す「結婚すんねんから当たり前やんけ！」
音「んぅ。パパ？どーしたの？」
あらら。すばるくんの声おっきいから音羽起きちゃった。
「すばるくん、声おっきいよ。
音羽起きちゃったじゃん笑」
す「すまん。」
「音、まだだから寝てていいよ？」
音「ん。」
す「音羽ごめん。着いたら起こしたるからな？笑」
音「ん。」
「気をつけてよー？笑」
す「ごめんごめん。」
「もうー笑」
す「……近々指輪買いに行こか。」
「え。くれるの？」
す「ちゃんと結婚指輪買うたるから。」
「ありがと///」
す「どんなんがええか考えとき。」
「うん。」
す「……愛してるで。」
「私もだよ？愛してる。」ちゅ
す「……はじめてAからちゃんとその言葉聞いた気がする。」
「恥ずかしかったの///」
す「かわい笑」
「///」
私達が付き合ってる頃に「愛してる。」ってすばるくんに言わなかったのは、ほんとに恥ずかしかったから。
何度か言おうとしたけど結局恥ずかしくて言えなかった。
一度だけ、たった一度だけ言葉にしたけど多分すばるくんには聞こえてない。
す「ずっと二人のこと守るから。」
「うん。」
す「まぁすぐに増えるやろうけどな？笑」
「変態///！」
す「今さら？笑」
「バカ///」
変態なところも変わってないや笑
「ふぁぁ。」
す「眠い？」ﾅﾃﾞ
「朝早かったから笑」
す「ちょっと寝ぇや。音羽も寝とるし。」
「うん。」
それからすぐに寝たみたいで、私が起きたのはすばるくんに名前を呼ばれてから。
す「起きたか？」
「うん…。」くぁぁぁ。
す「よう寝てたわ笑」
「眠くて笑」
音「んぅ。ついたー？」
「着いたよ？」
音「おはよ。」
2人「おはよ笑」
音「パパ抱っこ！」
す「もうちょい待ってな。降りてから抱っこしたるわ笑」
音「ん。」
す「ん笑」
すばるくん、ちゃんとパパじゃない笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：慧梨 | 作成日時：2018年5月18日 4時
