Daily Motion 4【男性声優】

ガングロたまご ページ3

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『諏訪部さんも買って下さったんですね!』


会議室に素敵な声の持ち主様(全員そうだった)を見つけ駆け寄る。ありがたい通り越して申し訳ないよほんと



諏訪部)｢当たり前でしょ?これもまたAちゃんの成長の証なんだから｣


『うっうっ…嬉しいです、』


神谷)｢普段パシらせてるくせによく言うよ、｣


｢『パシりも愛情表現の一つ』｣


神)｢なんでAちゃんまで言ってんの!?｣



神谷さんの発言に、私と諏訪部さんは顔を見合わせて



諏)｢仲がいいからかな〜｣

『わ、嬉しい!』

諏)｢きっと相性もいいよ?｣

『じゃあまたラジオ来てくださいね』

諏)｢うんまたお邪魔するよ、今度はちゃんとお菓子持っていくからね｣

『やっぱり諏訪部さん分かってる!!』



にへら〜とお互いに笑みを浮かべる。ほんと諏訪部さん素敵な大人だな〜



神)｢ちょ、なんか…なんかムカつくお前ら!!｣


そう言って座っていた回転式の椅子をぐるぐるさせる神谷さん。｢神谷くん嫉妬〜?｣だなんて諏訪部さんに茶化されていた。

なんだかよくわからなかったけど、こっそり神谷さんの雑誌に感謝を込めたメッセージを添えてサインしてみた。

神谷さんはそれを見つけると暫く黙っていたけど、なんだか悔しそうな表情を浮かべて


神)｢ほんっとお前ってズルい!!｣


と一言だけ言ってどこかに行ってしまった。



諏)｢神谷くんも可愛いとこあるね〜。あ、Aちゃんバスケットボールのイラストありがとう｣



私の脇に立った諏訪部さんは、何か含んだような笑みを浮かべ私の頭を撫でながら神谷さんの後ろ姿を見送っている


『神谷さん、別に怒ってませんよね?』


諏)｢全然。寧ろ凄い喜んでるよ｣


『ならいいんですけど、』


と私はそこで一旦言葉を区切り、諏訪部さんに一番言いたかったことを切り出した



『諏訪部さん、それ、バスケットボールじゃないです』

諏)｢え?黒バスのバスケットボールかと思った｣


『…黒バスの青峰です!!』

諏)｢……。｣





返事がないので振り替えれば、諏訪部さん、白目を剥いてらっしゃった()

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ラッキー声優

前野智昭

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