幼馴染が人妻好きだから私の愚行を許してくれ その2【桂小太郎】

第47話 お話 ページ3

そこには晋助が立っていた。



「あれ、小太郎は？」



「あぁ、松陽先生の所に行かせた」





「…？行かせた？」






「3人で話したいことがあったんだよ」







真剣顔をしている銀時と晋助。え、何私何かした？？




シリアス？？シリアス入っちゃいます？？？作者シリアス苦手なのに？？？





まぁギャグも笑えないけど。








「俺見ちまったんだよ」




銀時が言葉を紡ぐ。




ゴクリ、と唾を飲み込む音でさえ聞こえた。






「ヅラが…男子に襲われかけてた」






「……は？」







「だーかーらー！！ヅラが男子に襲われかけてたんだって！



しかも2人！！3Pになる所だったんだぞ！」





「あ、ガチの襲われる！？抱かれる方！！



え、まじで！？」






『脱ぐと凄いんです』代表桂小太郎が男子に襲われそうになった？？？



腐女子が喜ぶなぁ…(他人事)





「しかもあの目は本気だった。ぜってぇヅラの事性的な目で見てるぜ」





晋助がそう言う。お前もそこにいたのね。銀時と2人で行動してたのね。





仲良くなったねえ……って言うと近所のババアとか言われそうだな。





「で、本題はこれからだ」






「あ、これ本題じゃなかったの！！？！？」





「ヅラ襲撃事件聞いた時より驚いてんじゃねぇよ…」





だってみんな完璧にヅラ襲撃事件が本題だと思うでしょうに。







「この写真を見ろ」






そう言われて差し出された写真を見ると、





私は言葉を発することが出来なかった

第48話 噂→←第46話 余韻

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す