今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:10,728 hit
小|中|大
title-61 ページ9
・
翌日、だけど時間は午前12時を回ったところ。
日が変わる前に、私達は屋敷の前にバンを走らせていた。
今日、関本さんを捕まえるために。
関本さんがこの屋敷を出たところを、
捕まえる。
「あ゛ーー、さみぃ…」
「素足に下駄で来るから!」
山猫さんと真央ちゃんが、小声で言い合っている。
確かに退屈なのだ。
「…あの、勝村さん」
「なに?Aちゃん」
「裏切り者の勝村さん、一番危険ですよね。傷も完治してないし、大丈夫ですか…?」
「大丈夫だよ、Aちゃんがいるから、痛くないよ」
私は、勝村さんが死ぬのも、見たくない。
私も、勝村さんも、皆生きて帰りたい。
里佳子さんも、今回は一緒。
鋭い眼差しで、屋敷の扉を見つめる。
その時に 、
私の"無意識" が
・
私を振り返らせた。
・
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
29人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:(にゃん) | 作成日時:2016年4月25日 13時