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翌日、だけど時間は午前12時を回ったところ。



日が変わる前に、私達は屋敷の前にバンを走らせていた。







今日、関本さんを捕まえるために。









関本さんがこの屋敷を出たところを、





捕まえる。







「あ゛ーー、さみぃ…」


「素足に下駄で来るから!」




山猫さんと真央ちゃんが、小声で言い合っている。


確かに退屈なのだ。





「…あの、勝村さん」


「なに?Aちゃん」







「裏切り者の勝村さん、一番危険ですよね。傷も完治してないし、大丈夫ですか…?」



「大丈夫だよ、Aちゃんがいるから、痛くないよ」






私は、勝村さんが死ぬのも、見たくない。






私も、勝村さんも、皆生きて帰りたい。








里佳子さんも、今回は一緒。





鋭い眼差しで、屋敷の扉を見つめる。








その時に 、









私の"無意識" が









私を振り返らせた。

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設定タグ:怪盗探偵山猫 , 勝村英男 , 山猫   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:(にゃん) | 作成日時:2016年4月25日 13時

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