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title-66 ページ14
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"やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ────"
・
───ザ、
「ウ"ッ」
がらん、と、木刀が目の前で関本さんの手から落ちる。
「や、山猫ォ…」
ギラ、と目をむいた関本さんは、そのまま後ろに倒れ込んだ。
腹に、ナイフを刺されたまま。
「…ッハ、ッハァ、ッハァ、ハァ……」
荒い息で、倒れた関本さんを見つめる山猫さん。
関本さんはもう、まばたき一つせず目を剥いてて。
ただ、刺された腹からはとめどなく血が流れている。
「山猫さん…」
「お、俺は…、ひとを、殺し……、」
そのまま山猫さんは、ぺたりと地にお知りを着いた。
どこからか、救急車の音。
初めて、真央ちゃんが救急車を呼んでいたのに気がついた。
・
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名:(にゃん) | 作成日時:2016年4月25日 13時