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「銀ちゃーん。ただいまアル」
「散歩から帰ってきて40秒しか経ってねえじゃねぇか!!……っと、客?」
ヒョッコリと現れた天然パーマの人は私を見ると目を輝かせた
「ようこそ、万事屋へ!何でも解決いたします!まぁ、コレはしっかり頂きますけどねぇ」
手でマネーマークをつくる天然パーマ
つまり金をしっかり貰う、ということ……
ゲスい顔をしている天然パーマの背後にメガネを掛けた青年が立っていた
「ちょっと銀さん!お客さんの前で何やってるんですか!!」
そして私の方に顔を向けてすみませんと謝ってくる青年
天然パーマとは違う、律儀な人だと思った
「銀ちゃん、新八。この人は万事屋を利用する気はないネ。」
神楽が私をくいっと少し引き寄せる
「……んだよ、最初っから言えよな…ったく…」
私が客じゃないと知った途端だらける銀ちゃんとかいう天然パーマ
そうでしたか、と相も変わらず律儀な新八とかいうメガネ青年
「まぁ、とりあえず入れヨ」
そう言うと神楽は部屋の中に入ってしまった
あとの二人も続けて入っていく
『…おじゃまします』
私もそれを追いかけるようにして入った
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リヴ華 - その意味、これから物語に使うことになってるんです。わざわざありがとうございます! (2017年11月13日 1時) (レス) id: 9338b62d3b (このIDを非表示/違反報告)
くくり - 竜胆って、「貴方の悲しみに寄り添う」という意味もあるそうです。 (2017年11月11日 23時) (レス) id: 816acfcf07 (このIDを非表示/違反報告)
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