5 ページ5
*
「い、いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ」
カランカランという音と同時に、私は笑いながら言う。
男性2人が2人席に座っていく。
メニューを開いてしばらくする。
意外とお客さんは少ない、のかな。
「すみませーん」
「はいっ」
私はメモ帳とボールペンを握り、お客さんの元へ向かう。
メニューを忠実にメモする。
それをオーナーの元へ届ける。
置いといて、と言われた所へ置く。
お客さんの相手をして、会計をして、それを延々と繰り返す。
オーナーは忙しそうにキッチンを動き回る。
今まで、1人でやってたのか。
なんでバイト募集かけなかったんだろう。
店の掛札をclosedにしてまた中に入る。
「お疲れ様〜、Aちゃんが接客してくれるから楽だったヨ〜」
「あの、オーナー」
「あ、俺天童覚っていうの！ 名乗るの遅くなってごめんネ！」
開店時とはまた違うテンション。
席に座ってて、と言われ私は言われた通り指定された席に座る。
オーナーこと天童さんは、10分くらいキッチンにこもり、料理を持って出てくる。
いい匂い。
「まかないだよ！ 歓迎会って感じ！」
目の前に置かれる美味しそうな料理の数々。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 263人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨 彩(プロフ) - るさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。短編集みたいにして牛島夫婦のことも書きましょうかね……、これからもよろしくお願いしますね！ (2019年9月12日 6時) (
レス) id: 8a1a36a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 彩(プロフ) - 椎菜さん» コメントありがとうございます！学校が始まり、更新ペースは少し落ちると思いますが、頑張ります。今後も応援お願いしますね！ (2019年9月12日 6時) (レス) id: 8a1a36a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
る(プロフ) - 可愛いー！！！！！！あわよくば牛島夫婦の今後がみたいですね…………… (2019年9月12日 2時) (レス) id: 8ef33eb295 (このIDを非表示/違反報告)
椎菜(プロフ) - もうめっちゃ好きですありがとうございます。ほんとに。頑張って更新してください！この小説かなり生きる糧になってます。大好きです (2019年9月11日 22時) (レス) id: a30053aa78 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 彩(プロフ) - みじんこさん» コメントありがとうございます！そんなに言っていただけると嬉しい限りです。これからもよろしくお願いしますね！ (2019年9月9日 7時) (レス) id: 8a1a36a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
