文豪たちの観察日記 十一冊目【文スト】

政略結婚した敵組織の文豪に夢主が妊娠したことを伝えた日。 ページ9

中島敦
「えっ!?お、男の子ですか?女の子ですか?…う、嬉しいです…！」
貴女がまだ性別は分かんない。と彼にニコニコしながら言うと、彼は
相当嬉しかったのか、その日一日浮かれていました。



太宰治
「え。そ、それ本当かい!?…わ、私が父親になるってこと!?」
貴女がそういうことになるわね。と慌てる彼を横に動じずに答えると、
凄く嬉しいのに素直じゃないね。とキスしてきます。…嬉しいのもバレバレ。



江戸川乱歩
「あ、やっぱり?だと思ったよ。でも…凄く、嬉しい。ありがと。」
珍しく素直になり、貴女に抱きついて甘えてきます。貴女が、
思ったより喜んでくれて嬉しいです。と言うと当たり前じゃん！と言います。



芥川龍之介
「ほ、本当か!?…先ずは首領に報告か。無理はするな。其れと…有難う。」
貴女がどういたしまして。と満面の笑みで返すと照れたのか下を向きます。
そして彼に二人目はいつにする?と聞くと、気が早いだろう。と焦ります。



中原中也
「マジか!?…俺は首領に直ぐ伝えた方が良いよな。あと、手前も産休貰わなきゃ…。」
嬉しすぎてパニックの彼に貴女が抱きついて男の子だと思う。と勘で言うと、
本当にその後、男の子であると判明しました。彼は貴女も子供も溺愛します。



ドストエフスキー
「う、嬉しいです…！ぼくにも子供が…。嗚呼、本当に有難う。感動で胸が一杯です。」
貴女が彼に抱きつかれたまま嫌がらなくて良かったです。と言うと、嫌なわけがありません。と
ムスッと拗ねながら言ってきます。貴女とその子供を一人占めしたそうです。



条野採菊
「貴女に負担がかかるのは心苦しいですが、子供に会えるだなんて。有難う。」
貴女が彼に喜んでくれて嬉しい。と言ってキスすると、照れます。と
赤面しながら貴女にからかわないでくださいと念を押してきます。

文豪と外食した後に夢主がお会計お願いしますと言った日。*doughnut様リク*→←記憶喪失の夢主が倒れた日。*りん様リク*

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