文豪たちの観察日記 十一冊目【文スト】

女好きで男嫌いな夢主が女の子について文豪に力説した日。 ページ40

中島敦
「あ、分かりますよ。確かに女性の方が機転は利きますよね。いえ、他にもありますよ！」
貴女が男なんてむさ苦しいし汗臭そうだし。絶対イケメンよりも可愛い女の子の方が
いいと思うのよね。と言うと、彼はそ、そうですね！と段々染められていきます。



太宰治
「でも、君が好きになったのは結局私じゃないか?其れは何でなの?」
貴女が女の子みたいな口調だから?と首を傾げて言うと本当に女好きだね。と
困った顔で笑われます。好きだから良いのよ。と言うと嬉しそうです。



江戸川乱歩
「君の女好きは太宰も顔負けだな。そんなに女の子が好きなの?」
女の子が生理の時にお腹痛いって踞るのを見ると最高に萌えます。と言うと、
君も女の子でしょ。とツッコまれます。確かにそうですよね。



芥川龍之介
「女の癖に女好きとは…。第一どんな女が好きなんだ?彼氏は何故僕なのだ?」
女の子っていうのは存在が神なんだよ。いるだけでもう全部が好きなんだ。と言うと、
げんなりした顔をします。そして芥川君も女顔だし。と言うとショックを受けています。



中原中也
「手前の其の女好きは如何したんだよ?俺と付き合えるのに男嫌いだし。」
貴女が中也は例外なだけ。太宰も芥川君も無理。敦君はいいけど。と言うと、
大体どういう線引きで決めてるか分かったぞ。と苦笑いされます。



ドストエフスキー
「では、一つ聞きますが、ぼくはどうして付き合えたのです?女っぽいということですか?」
貴女が目を反らして貴方は特別ですよ。と赤面すると、可愛すぎるのでキスしていいですか?と
笑顔に全然合っていない台詞を言います。キスされた貴女が照れるとニヤッとします。



条野採菊
「では、副長のような人も好きなのですか?そもそも、女性は全員好きとか…?」
貴女が副長も可愛くて好きです。というか女性が好きです。と言うと、
でも彼氏は私なんですね。不思議です。と笑われます。貴方だからですよ。

武装探偵社員の夢主が名言を言った日。→←敵の夢主が政略結婚した文豪との新婚旅行中に自分のことが好きか聞いた日。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す