文豪たちの観察日記 十一冊目【文スト】

文豪が夢主が浮気をしたと勘違いして別れ話をしてきた日。*ミックス様リク* ページ6

夢主は兄とイチャイチャしていただけです。ところが文豪たちは聞く耳が無さげで…。
『』は夢主の台詞です。


中島敦
『な、何で?私、何かした?』
「心当たりがあるのにそうやってしらばっくれるんですか。最低ですね。」
貴女が突然怒られて一方的に別れを告げられて戸惑っていると、
太宰さんが貴女に事情を聞きに来ます。…早くも解決しそう。



太宰治
『太宰?どうしたのよ突然…。』
「君には失望したよ。私以上に最低じゃないか。他の男と遊び給えよ。」
貴女が彼に心当たりも無いのに責められて涙目になりながら何でそんなこと言うの?
と言うと君が知らない男と遊んでいるのを見た。と言われます。其れは兄です。←



江戸川乱歩
『乱歩さん?別れるってどうして…?』
「君は僕のことなんて遊びで付き合っていたんでしょ?僕、傷ついたよ。」
貴女がち、違いますよ。其れはお兄ちゃんのことじゃ…。と言うと、
え?お兄ちゃん?とポカーンとしています。…あ、一件落着?←



芥川龍之介
『芥川君、どういうこと?説明して！』
「説明は僕の方が聞きたいです。先輩、この男は誰ですか?浮気相手ですか?」
彼に差し出された一枚の写真。貴女が男の人と腕を組んでいますね。
貴女が私の兄よ。既婚者。と言うと、その瞬間に彼の顔は青ざめます。



中原中也
『中也先輩、どうしてそんなことを…?』
「手前のその綺麗な顔が今は憎たらしいぜ。明日から手前は姐さんの補佐だ。分かったな?」
突然フラれた上に役職まで彼の補佐から姐さんの補佐に変えられます。
貴女が姐さんに兄とデートした話を言うと、姐さんは全ての行き違いに気づきます。



ドストエフスキー
『ドス君?どうしてそんなに不機嫌なの?』
「結局貴女じゃ駄目なんです。こんなにも愛したのに貴女は他の男に目移りして…。」
彼に私が好きなのはドス君だけじゃない。と心底疑問そうに言うと、
彼は嘘も得意でしたね。と貴女の頬を叩いてその場を去ります。…何気に辛い。



条野採菊
『条野。何で突然別れるとか言うの?』
「貴女が私のことを好きではないからです。仲睦まじげに他の男といたじゃないですか。」
貴女が誰よ、それ。私、浮気なんかしてないよ?と言うと、信じられませんね。と
言い捨てて貴女の腕を振り払います。…他の猟犬たちもザワザワしています。

夢主の浮気が誤解だと分かった日。*ミックス様リク*→←夢主が露出度の高い水着を着ていた日。*メムム様リク*

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