文豪たちの観察日記 十冊目【文スト】

政略結婚した敵組織の夢主がナンパされて泣きかけていた日。 ページ28

政略結婚でも相思相愛です。三人のモブにナンパされました。



中島敦
「止めて貰えますか?僕の嫁に気安く触れないで下さい。不快です。」
貴女の手を取って颯爽と…いえ、超ハイスピードで逃げる彼。
二人して追いかけてきていないか何回も確認します。…彼だって怖いですよね。



太宰治
「嗚呼、何処に行ったかと思えば！私の嫁は自由人だなあ。…何、君たち。」
ゴミを見る目で三人のモブを睨みます。逃げ去った後、貴女が遅い！と彼に抱きつくと、
ごめんね、怖かったよね。と彼まで貴女を見て泣きそうになっています。



江戸川乱歩
「君たち退いてくれる?凄い邪魔なんだけど！僕の嫁が泣いてるじゃないか！」
肩がぶつかってもお構い無しに貴女へ一直線。貴女を連れて逃げ去ります。
カフェで貴女にごめん、遅れた僕のせいだ。と言い手を握られます。



芥川龍之介
「退け、下種共。淑やかで可憐な僕の嫁に惹かれるのは分かるが、実に不快だ。死ぬ前に去れ。」
指名手配犯の芥川だぞ！と叫んで逃げたモブたち。貴女が彼にごめんね、迷惑かけて。と
涙目で言うと、強引に貴女を引っ張って路地裏へ連れ、抱き締めてきます。



中原中也
「おい、触るな。俺の嫁は手前らが相手に出来る程単純じゃねぇぞ。俺だけの女だ。」
貴女が赤面する間もなく颯爽と貴女を連れて逃げます。モブたちは待て、チビ！と揶揄。←
泣きながら貴女がほんと好き、大好き。と言いながら抱きつくと、謎のドヤ顔をします。



ドストエフスキー
「彼女の美しさに目をつけたのは大変評価します。まあ、ぼくの嫁ですが。」
今にも人を十人一気に殺せそうな殺気を放っています。貴女も吃驚ですね。
去った後、貴女に軽くキスして帰ろう。と頭を撫でます。照れますねぇ。



条野採菊
「私から離れるなと言ったのに。貴女は無防備過ぎですよ。…邪魔です、貴方たち。」
ズカズカと入り込み一睨みした後に貴女を連れて去ります。貴女が後ろから抱きつくと、
私の妻なのに、知らぬ男に触れられるなんて、お仕置きです。と言いキスします。

夢主の両親が結婚を認めてくれた日。*ゆん様リク*→←夢主の両親が文豪との結婚を反対した日。*ゆん様リク*

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